執筆・監修:小川 真理子先生(受験アドバイザー/指導歴15年/専門:志望校選び・学習計画・進路相談)
「何から手をつければいいか」を、現実的な学習計画に翻訳するのが役目。
クラスの誰かが「もう赤本を解き始めた」と話しているのを聞いて、自分はまだ1冊も持っていないことに気づき、帰りの電車で「赤本 いつから」と調べている——そんな高2・高3のあなたに向けて書いています。
先に結論です。大学受験の赤本(過去問)をいつから使うかは、一律の月では決まりません。目的で3つに分かれます。志望校でどんな問題が出るかを眺めて知るのは、志望校が決まったらすぐ。大問ごとに解いて力をつけるのは、その範囲を習い終えてから。時間を計って1年分を通して解くのは、受ける教科の全範囲が終わってから。自分がどこから始めるかは、3つの質問で決まります。
ただし、古い年度の赤本で練習するときは、ある1点を確かめておかないと、本番で問題の形が違って戸惑うことがあります。確かめる先は、赤本の中ではありません。それがどこかは後半で。もう1つ、共通テストの過去問は、赤本を買わなくても手に入ります。どこで、何年分かは、記事の中ほどでお伝えします。
まず結論(一問一答)
Q. 赤本はいつから始めればいい?
A. 赤本をいつから使うかは、一律の月ではなく、目的で決まります。出題の形を眺めて知るのは志望校が決まったらすぐ、大問ごとに解くのはその範囲を習い終えてから、時間を計って1年分を解くのは受ける教科の全範囲が終わってからです。赤本を出している教学社も、公式サイトの「赤本の使い方」で、志望校が決まったらできるだけ早い時期に過去問に触れることをすすめています。
Q. 赤本はいつ発売される?
A. 共通テスト用と大学別で、時期が違います。2027年版の例では、共通テスト用の『共通テスト過去問研究 国語』が2026年4月17日、大学別の『大阪大学(文系)』が2026年7月20日、『拓殖大学』が2026年9月16日に発売されています(いずれも教学社の公式サイトの書籍詳細ページ)。自分の志望大学の発売日は、同じ書籍詳細ページで確かめます。
Q. 共通テストの過去問はどこで手に入る?
A. 大学入試センターのサイトで、過去3年分の試験問題と正解が公開されています(2026年10月時点では令和8・7・6年度)。それより前の年度もまとめて解きたいときや、解説を読みたいときは、共通テスト用の赤本を使います。
Q. 赤本は何年分やればいい?
A. 一律の年数はありません。当協会では、第一志望は今の入試と形式が同じ年度を使い切る、併願校はまず時間を計って1年分、共通テストは今と同じ形になった2025年度以降の試験から、という考え方をとっています。くわしくは後半で。
Q. 高校受験の赤本はいつから?
A. 高校受験の過去問は、大学受験とは始める時期の考え方が違います。中学生向けの記事高校受験の過去問(赤本)はいつから、何年分にまとめています。
——この5つの答えのうち、人によっていちばん違うのは1つ目です。自分がどの段階から始めるかは、次の章の3つの質問で決まります。
「赤本はいつから」は目的で3つに分かれる
「大学受験の過去問はいつから」と調べると、「高3の夏から」「秋から」「高2のうちに」と、ページによって答えが違います。どれも、誰かにとっては当てはまる時期です。ただ、どの目的の話なのかが書かれていないと、自分に当てはまるかが分かりません。赤本の使い方は、目的で3つの段階に分けると、始める条件がはっきりします。
①傾向を見る——解かずに眺める
志望校の入試が、どんな形で出るのかを知る段階です。最新の年度を1年分開いて、次の4つを見ます。
- 出題の形式(記述か、選択か)
- 大問の数と、それぞれの分野
- 問題の難しさ(教科書の例題に近いか、ひとひねりあるか)
- 試験時間と、問題の量
教学社の「赤本の使い方」のページも、出題形式・出題内容・問題のレベル・時間配分を過去問のチェックポイントに挙げ、「最初は解かなくてもよいので、志望校でどんな問題が出るのかを知るために、できるだけ早い時期に過去問に触れてみましょう」と書いています。
この段階は、志望校が決まったら始められます。学年は関係ありません。習っていない範囲があっても、眺めるだけなら困りません。先に見ておくと、ふだんの授業や問題集で、どこに力を入れるかを決めやすくなります。志望校がまだ決まっていない人の始め方は、この章の最後の「3つの質問」で書きます。
②力をつける——大問ごとに解く
赤本の問題を大問ごとに、時間を気にせず解いて、直す段階です。同じ分野の大問を、年度をまたいで続けて解くと、その大学の問い方の癖が見えてきます。間違えたら解説を読み、教科書や問題集のその範囲に戻ります。
この段階を始める条件は、その大問の範囲を習い終えていることです。全範囲が終わるのを待つ必要はありません。習い終えた範囲の大問から入れます。まだ習っていない範囲の大問は、①のまま眺めるだけにしておきます。
③本番の形で解く——時間を計って1年分
試験時間どおりに、1年分を通して解く段階です。時間配分、解く順番、見直しの時間まで、本番と同じ条件で確かめます。
この段階の条件は、受ける教科の全範囲が終わり、②で大問ごとの解き方が分かっていることです。習っていない範囲を残したまま1年分を通すと、点が低くても「力が足りない」のか「まだ習っていない」のかが分かりません。③を始めたあとも、②は続けます。③で落とした大問を、別の年度の②で練習するためです。
③に使う年度は、新しいものから何年分か残しておきます。今の入試にいちばん近い形の問題を、時間を計って解く機会を後に取っておくためです。①で眺めただけの年度は、解き方まで覚えていなければ③に使ってかまいません。
自分はどこから始める?——3つの質問
3つの段階のどこから始めるかは、次の3つの質問で決まります。
問1 志望校は決まっている?
決まっているなら、その大学の赤本で①から始めます。まだなら、候補の大学(2〜3校)の赤本を書店で開いて、見比べるところからです。共通テストを使う可能性があるなら、大学入試センターのサイトにある共通テストの過去問で①をしておくこともできます。志望校が決まったら、その大学の赤本の①に進みます。
問2 受験方式は?
共通テストを使う人は、共通テストの過去問と、志望大学の個別試験や入試の過去問の2つが要ります(共通テストの点だけで合否が決まる方式なら、共通テストの過去問だけです)。共通テストを使わない人は、志望大学の赤本が中心です。ただし、大学別の赤本にどの日程・方式の問題が何年分入っているかは、本によって違います。次の章で発売日の例に挙げる2冊の2027年版も、目次に載っているのは一般選抜の問題で、年数は5年分と2年分です。自分が受ける日程・方式の問題が入っているかを、書籍詳細ページの目次で確かめます。学校推薦型選抜や総合型選抜で受ける人は、一般選抜より早い時期に試験があり、何が課されるかも大学ごとに違います。学力の試験が課されるかと、その出題範囲を募集要項で確かめます。課されるなら、その試験の問題が赤本か大学の公開で手に入るかを確かめ、出題範囲を習い終えた教科から③に入れるよう、②を前に寄せます。
問3 勉強は、どこまで進んでいる?
教科ごと、大問ごとに見ます。習い終えた範囲の大問は②へ。受ける教科の全範囲が終わり、②で解き方が分かってきた教科は③へ。同じ人の中でも、英語は③、数学は②ということは普通にあります。
3つの段階と始める条件、自分の教科ごとに始めた日を書き込めるシートを用意しました。

始める条件がそろっても、手元に赤本がなければ始められません。しかも赤本は、全部が同じ時期に店頭に並ぶわけではありません。
赤本の発売時期——共通テスト用と大学別は時期が違う
赤本には、共通テスト用(書名は『共通テスト過去問研究』)と、大学別(『大学赤本シリーズ』)があります。この2つは、発売の時期が違います。2027年版の例を、教学社の公式サイトの書籍詳細ページで確かめると、次のとおりです。
| 種類 | 書名(2027年版) | 発売日 |
|---|---|---|
| 共通テスト用 | 共通テスト過去問研究 国語 | 2026年4月17日 |
| 大学別 | 大阪大学(文系) | 2026年7月20日 |
| 大学別 | 拓殖大学 | 2026年9月16日 |
出典:教学社「赤本オンライン」各書籍の詳細ページ(2026年10月2日確認)。ここに挙げたのは例です。
大学別の赤本は、大学ごとに発売日が違います。上の2冊だけでも、2か月近く離れています。自分の志望大学の発売日は、教学社の公式サイトの書籍検索で大学名を入れ、書籍詳細ページで確かめてください。教学社の「よくある質問」でも、刊行予定・発売日は書籍詳細ページに表示すると案内しています。
年版の数字と、毎年4月下旬の切り替え
赤本の「◯年版」の数字は、発売された年ではありません。上の表の2027年版は、どれも2026年に発売されています。『共通テスト過去問研究 国語』の2027年版には、2021〜2026年度の問題が入っています(書籍詳細ページの収載内容)。「2026年版はいつ発売?」と探している人は、年版の数字と、自分が受ける入試の年度を見比べてください。2026年10月の時点で、いちばん新しい年度(2026年度)の問題が入っているのは2027年版です。
もう1つ、教学社は毎年4月下旬に年度の切り替えをしていて、それ以降は前の年版を教学社では扱っていません(教学社の「よくある質問」)。前の年版は、書店に在庫が残っていることがあります。早めに買った赤本は、新しい年版が出ると1つ前の年版になります。最新の年度を解きたいときは、新しい年版の発売日を書籍詳細ページで確かめます。
共通テストの過去問は、赤本のほかにもう1つ入手先があります。冒頭で「赤本を買わなくても手に入る」と書いたのは、このことです。
共通テストの過去問——大学入試センターの公開と赤本の違い
共通テストの過去問は、試験を実施している大学入試センターのサイトで、過去3年分の試験問題と正解が公開されています(大学入試センター「過去3年分の試験問題」)。2026年10月時点で載っているのは令和8年度・令和7年度・令和6年度の3年分で、それぞれ本試験と追・再試験に分かれています。赤本を買わなくても、サイトで見られます。
共通テスト用の赤本との違いは、主に2つです。
- 年度の数:センターのサイトは過去3年分。『共通テスト過去問研究 国語』の2027年版は、2021〜2026年度の本試験7回分と2022〜2026年度の追試験5回分に、オリジナル模試1回分を加えた計13回分を収めています(教学社の書籍詳細ページ)
- 解説:センターのサイトに載っているのは、問題と正解です。解き方の説明を読みたいときは、赤本の解答・解説を使います
共通テストの過去問をいつから解くかも、①〜③の考え方は同じです。①は、志望校がまだ決まっていない人でも始められます。共通テストは、志望する大学が違っても、受ける試験は同じだからです。②は、習い終えた範囲の大問から。③は、受ける科目の全範囲が終わってから。ただし、2026年10月時点で載っている3年分のうち令和6年度(2024年度)は、科目が今の形に変わった令和7年度(2025年度)より前の試験で、国語の試験時間(当時は80分)など、条件が今と違う教科があります。センターの令和8・7年度を③に残し、令和6年度と赤本の古い年度・追試験を②に使う、という分け方ができます。

入手先が決まったら、次は高校生活のどの時期に、どの段階を置くかです。冒頭で書いた「赤本の外で確かめること」も、ここで出てきます。
時期ごとの使い方——高2・高3の春/夏/秋/共通テストの後
ここでは、時期ごとに「よくある状態」と「その状態でやること」を並べます。時期は始める目安ではなく、自分の段階を確かめる場面です。同じ高3の夏でも、人によって段階は違います。前の章の3つの質問で決めた段階が、いつでも優先です。
高2・高3の春
志望校が決まっているなら、①から。最新の1年分を眺めて、形式と大問の分野をメモしておきます。習い終えた範囲の大問があれば、②を少しずつ始めてもかまいません。志望校がまだなら、候補の大学の赤本を書店で見比べ、共通テストを使う可能性があれば共通テストの過去問で①をしておきます。勉強全体をいつ、どう始めるかは、受験方式によっても変わります。大学受験の勉強はいつから(方式で変わる開始時期)にまとめています。
高3の夏
まとまった時間を取りやすい時期です。①がまだなら、最初に済ませます。②は、習い終えた範囲の大問を、年度をまたいで分野ごとに。全範囲が終わっている教科があれば、その教科だけ③を1年分試してもかまいません。習っていない範囲が残っている教科は、③にはまだ入りません。
高3の秋
全範囲が終わった教科から③に入り、③で落とした大問を別の年度の②で練習する、をくり返します。この時期まで①をしていなかった人は、最初に1年分を眺めてから、②と③を同時に進めます。
志望校がまだ決まっていない人は、候補の大学の赤本で①をして、志望校を決めることを先にします。共通テストを使う人は、その間も共通テストの過去問で②・③(③は全範囲が終わった科目から)を進められます。
学校推薦型・総合型で受ける人は、一般選抜より早い時期に試験があります。学力の試験が含まれるなら、問2で書いたとおり、その試験の問題が手に入るかと出題範囲を募集要項などで確かめ、範囲を習い終えた教科から③に入れるよう②を前に寄せます。含まれないなら、一般選抜も受けるかどうかで、赤本の使い方を決めます。
共通テストの後
共通テストを受けた人は、自己採点を済ませたら、個別試験や私立大学の入試に向けて③を中心にします。出願先が決まって、その大学の赤本がまだ手元になければ、ここで用意します。残しておいた新しい年度を、本番と同じ試験時間・同じ順番で解き、落とした大問は②で練習します。
何年分やるか——第一志望・併願校・共通テスト
当協会では、次のように考えています。
- 第一志望:赤本に入っている年度のうち、今の入試と形式が同じ年度を、②と③で使い切ります
- 併願校:まず③で1年分。形式や時間配分に戸惑った教科があれば、年度を足します
- 共通テスト:今と同じ形になった2025年度(令和7年度)以降の本試験から。足りなければ追試験で足し、それより前の年度は②に回します
これは「何年分やったから大丈夫」という目安ではありません。①〜③のどの段階に、どの年度を使うかの配分です。
冒頭で「古い年度で練習するときに確かめる1点」と書いたのは、入試の形式が、その年度と今とで同じかどうかです。赤本に入っているのは、過去の入試です。次の入試で科目・配点・試験時間・出題の形が変わるかどうかを決めるのは大学なので、確かめる先は赤本の中ではなく、志望大学の最新の募集要項と、入試の変更についての大学の発表です。共通テストの変更は、大学入試センターの発表で確かめます。
たとえば共通テストの国語は、2025年度から試験時間が90分に延びています(大学入試センター「出題教科・科目の出題方法等」では、令和6年度は80分、令和9年度は90分。教学社『共通テスト過去問研究 国語』2027年版の書籍詳細ページにも「2025年度から試験時間が10分長くなって90分」とあります)。それより前の年度の国語は、今の試験時間とは条件が違うので、時間を計る③より、大問ごとの②に回すほうが使いやすくなります。志望大学の問題でも、形式が変わる前の年度は同じように②に回し、今も出る分野の大問を中心に使います。
赤本は、解いた後の使い方で、残りの勉強の中身が変わります。点数より先に、見るものがあります。
解いた後の使い方——点数より「どの大問で落としたか」
②でも③でも、解いた後に見るのは、合計点より先にどの大問で、なぜ落としたかです。落とした理由は、次の4つに分けると、次にやることが決まります。
| 落とした理由 | 次にやること |
|---|---|
| 知らなかった(語句・公式・知識) | 教科書や問題集のその範囲に戻って覚え直す |
| 解き方が分からなかった | 同じ分野の大問を、別の年度で②として解く |
| 時間が足りなかった | ③で、大問を解く順番と時間の配分を決め直す |
| 分かっていたのに間違えた | どこで間違えたかを書き、見直しの順番を決める |
ノートか紙に、年度・教科・大問ごとに、得点と、この4つのどれだったかを書いていきます。何年分か続けると、同じ理由が同じ分野に集まってきます。そこが、残りの期間でいちばん時間を使う場所です。
合計点を気にするのは、③のときだけです。大学によっては、合格者の最低点や得点の分布を公表していることがあります。公表しているかどうか、どう公表しているかは大学ごとに違うので、志望大学の入試情報のページで確かめます。時間を計っていない②の点数は、この差を見る材料にしません。
赤本の点数と、模試の判定がずれることもあります。模試の判定は、区切り方が模試によって違います。その読み方は大学受験の模試でE判定が出たときの読み方(判定の区切りは模試で違う)にまとめています。
どの大問で落としたかの記録を、志望校の対策につなげたいなら
記録が何年分かたまったら、おうちの人に見せてみてください。そのうえで、志望大学の個別試験対策まで踏まえた「大学入試対策」の中身を、一緒に見てみてください。
▶ 志望大学の個別試験対策まで踏まえた、家庭教師の大学入試対策
よくある質問(FAQ)
赤本がない大学はどうすればいい?
まず、教学社の公式サイトの書籍検索で大学名を入れて確かめます。年版によっては、休刊になる大学もあります(教学社は2026年4月6日のお知らせで、2027年版で休刊になった大学を案内しています)。見つからない場合は、志望大学のサイトの入試情報のページで、過去の問題を公開しているか、入手の方法が案内されているかを確かめます。分からなければ、大学の入試の担当窓口に問い合わせます。
古い年度の赤本は使える?
使えます。ただし、入試の科目や形式が今と同じかを、志望大学の最新の募集要項で確かめてからです。形式が変わる前の年度は、③ではなく②の練習に回します。前の年版は、毎年4月下旬の年度の切り替えのあと教学社では扱っていませんが、書店に在庫が残っていることがあります(教学社の「よくある質問」)。
赤本は何周すればいい?
回数より、×のついた大問が残っていないかで決めます。③で1年分を解いたら、落とした大問だけを解き直し、解けるようになったらその年度は終わりにします。答えを覚えるまで同じ年度をくり返すより、同じ分野の大問を別の年度で解くほうが、初めて見る問題に向けた練習になります。
赤本と問題集は、どちらが先?
①(眺める)は、赤本が先でかまいません。何が出るかを先に知っておくと、問題集のどこに力を入れるかを決めやすくなります。②と③は、その範囲の教科書や問題集の基本が終わってからです。どちらか一方ではなく、問題集で基本を固め、赤本で入試の形に合わせる、を行き来します。
共通テストの赤本と、大学入試センターの過去問は同じ?
同じ試験の問題ですが、入っている範囲が違います。大学入試センターのサイトは過去3年分の問題と正解。共通テスト用の赤本は、それより前の年度の問題や解答・解説も収めています(2027年版の国語は計13回分。教学社の書籍詳細ページ)。まずセンターのサイトの最新の年度で形を見て、足りない分を赤本で足す、という使い方ができます。
家庭教師の利用についての疑問は、よくある質問にまとめています。
まとめ|赤本は「いつから」より「どの段階から」で決める
- 赤本の使い方は、①傾向を見る ②力をつける ③本番の形で解く、の3段階
- ①は志望校が決まったら。②はその大問の範囲を習い終えたら。③は受ける教科の全範囲が終わってから
- 自分の段階は、志望校・受験方式・勉強の進み具合の3つの質問で決まる。教科ごとに違ってよい
- 赤本は、共通テスト用と大学別で発売時期が違う。自分の大学の発売日は書籍詳細ページで確かめる
- 共通テストの過去問は、大学入試センターのサイトで過去3年分が公開されている
- 古い年度は、入試の形式が今と同じかを募集要項で確かめてから使う
- 解いた後は、点数より「どの大問で、なぜ落としたか」を記録する
この記事を読み終えたら、図解①のシートに、教科ごとの段階を書き込んでみてください。書けたら、どの大学の赤本をいつ買うかを決める材料として、おうちの人に見せておきましょう。
保護者の方へ——赤本の購入時期と冊数を、本人と一緒に決める
この記事でお子さんが自分でやることは、3つです。志望校・受験方式・勉強の進み具合から、教科ごとに赤本のどの段階(傾向を見る/大問ごとに解く/時間を計って1年分を解く)から始めるかを決めること。共通テストと志望大学の過去問の入手先を確かめること。解いた後に、どの大問で、なぜ落としたかを記録することです。
保護者の方にしていただきたいことは、1つです。お子さんが書いたシートを見ながら、赤本をいつ・どの大学の分を・何冊買うかを、予算の枠と一緒に決めてください。赤本は大学ごとに発売日が違い、共通テストの過去問のように、大学入試センターのサイトで見られるものもあります。お子さんの段階に合わせて買う時期を決めておけば、まだ使わない年版を早くから何冊もそろえずに済みます。枠が先に分かっていれば、お子さんはその中で、第一志望と併願校の配分を考えられます。
反対に、控えていただきたいことも1つあります。赤本の点数だけを見て、「この点では無理」と言うことです。この記事は、お子さんに、解いた後は点数より「どの大問で、なぜ落としたか」を記録するように書いています。特に、時間を計らずに解いた段階の点数は、本番との距離を測る材料になりません。
高校生の受験で保護者が関われる範囲は、高校生の保護者が関われる3つの窓口(情報・お金・学校)にまとめています。赤本の購入は、その中の「お金」と「情報」の窓口にあたります。
赤本を解いた後の記録を一緒に見て、志望大学の対策につなげられる大人が身近にいない場合は、家庭教師という方法もあります。当協会の大学入試対策は、志望大学の個別試験対策まで踏まえた、マンツーマンの個別指導です。
お子さんの「どの大問で落としたか」の記録を手に、無料体験で相談してみませんか
赤本は、解いた後の記録で、残りの勉強の中身が決まります。お子さんの記録に、同じ理由・同じ分野の×が集まってきたら、それが相談の出発点です。当協会では、新しい入試の傾向に対応し、志望大学の個別試験対策まで踏まえたマンツーマンの個別指導を行っています。
まずは無料体験で、お子さんの受験のことをご相談ください。入力は30秒、費用はかかりません。相談だけのご利用も歓迎です。
【全国家庭教師協会の実績】 入会後の成績アップ率 96.1%/お客様満足度 97.3%/志望校合格率 97.6%(2025年度・自社調べ)。※学習効果には個人差があり、結果を保証するものではありません。
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