高校受験に落ちたら|保護者の対応と不合格後の選択肢

高校受験に落ちたら|保護者の対応と不合格後の選択肢 高校受験

執筆・監修:小川 真理子先生(受験アドバイザー/指導歴15年)
「何から手をつければいいか」を、現実的な学習計画に翻訳するのが役目。

結果を見てきたお子さんが、玄関で靴を脱いで、そのまま自分の部屋に入っていった。声をかけたほうがいいのか、そっとしておいたほうがいいのか——台所に立ったまま迷っているお母さん・お父さんへ。この記事は、結果がもう出たご家庭にだけ向けて書いています。

先にお伝えします。今日、保護者がすることは、多くありません。 むしろ「今日はしないでおくこと」のほうが多いくらいです。ですからこの記事は、やることを一列に並べません。「結果を聞いた日」「数日以内」「入学まで」「入学後」の4つの時間に分けて書きます。

同じ言葉でも、今日言うのか、1週間後に言うのかで、届き方はまったく変わります。この時期にいちばん多い取り違えは、中身ではなく順番のほうで起きます。

もうひとつ。この記事には、この話題ではあまり書かれてこなかったことを1つ入れました。お子さんではなく、保護者ご自身のことです。後半でお伝えします。

なお、この記事では入試の制度を解説しません。進む先として何が使えるかは、都道府県によっても、学校によっても違い、年度でも変わるからです。代わりに、いま、お子さんの状況で正確に答えられるのは誰かをお伝えします。

まず結論(一問一答)

Q. 今日、親は何をすればいいですか?
A. 家のふだんの時間を、そのまま回してください。 夕食を出す、風呂をわかす、決まった時間に寝る。話しかけて何かを引き出すより、席と時間を用意しておくほうが、この日は効きます。

Q. 何と声をかければいいですか?
A. 一言だけでいいなら、「よくやったね」です。原因の話も、これからの話も、今日はしません。言葉が出てこないなら、無理に出さなくてかまいません。

Q. 次の進路は、いつまでに決めればいいですか?
A. 今日決める必要はありません。 ただし「いつまでに決めればいいのか」という期限だけは、中学校の先生に早めに確認してください。決めるのは、それを聞いてからで間に合います。

Q. 進む先は、残っているのでしょうか?
A. 1つではありません。 ただし、何が使えるかは都道府県と学校で違い、年度によっても変わります。いま、お子さんの状況で正確に答えられるのは、在籍している中学校の先生です。まずそこに聞いてください。

Q. 子どもより、親の私のほうが落ち込んでいます。
A. 珍しいことではありません。 お子さんは数週間のうちに新しい場所へ移りますが、保護者の側だけが同じ日を思い返し続ける——という形になることがあります。後半に1章を割きました。

——この5つのうち、今日ぶんの答えは、最初の2つだけです。残りは明日以降で間に合います。まず、今日の夜からいきます。

結果を知った日の24時間――保護者が最初にすること/しないこと

高校受験に落ちたあとの保護者の行動を時間軸で4つに分けた図。結果を聞いた日は家のふだんの時間を回すこと(夕食の席を用意する・中身のない用件で声をかける・原因を聞かない・親は決まった時間に寝る)、数日以内は言葉を選ぶことと中学校に期限だけを確認すること、入学までは家の外との接触を減らし決めない日を置いてよいこと、入学後は授業が始まってから埋める場所を決めることを、それぞれ「すること」と「しないこと」の2列に分けて並べた、高校受験 落ちた あとの保護者の対応の時間軸図

この日にやることは、励ますことではありません。家の中の時間を、止めないことです。抽象的な話にならないよう、場面ごとに書きます。

① 帰ってきたとき。 玄関で結果を聞き出さないでください。表情でだいたい分かります。「おかえり」だけで足ります。そのまま部屋に直行しても、追いかけません。

② 夕食。 席は用意します。来なければ、皿にラップをかけて、ふだんの席に置いたままにしておく。「食べないの?」と呼びに行くより、置いてあるという事実のほうが伝わります。テレビや音楽は、消さないほうがいいことがあります。急に無音になった家では、沈黙が本人の側の責任のように感じられるからです。

③ 風呂・就寝。 声をかけるなら、中身のない用件にしてください。「お風呂わいたよ」「タオル出しておいたよ」。これは返事を求めない声かけなので、無視されても会話として失敗しません。

④ 親が寝る時間。 起きて待たないでください。リビングの灯りがついたままだと、本人は「話しに行かなければいけない」と感じます。 保護者が先に寝室へ行くほうが、本人は台所にも風呂にも動きやすくなります。

⑤ 翌朝の登校。 行くか行かないかを、前の晩に決めさせないでください。前の晩に決めた「行かない」は、翌朝になると取り消しにくくなります。朝、起きてから決めれば足ります。1日休むという選択もあります。その場合、中学校への連絡は保護者が引き受けてください。 本人に電話をかけさせないでください。

この日にしないことは、4つです。

  • 原因を聞かない(「何ができなかったの?」は、今日はしません)
  • 理屈で慰めない(説明は、本人が聞ける状態になってからしか届きません)
  • これからの相談を持ち出さない(進路の話は、今日の食卓には乗せません)
  • 本人に聞こえるところで、親戚や知人へ結果を伝えない

ここまでが「今日」です。ただ、家の中が静かになった翌日から、励ますつもりでかけた言葉のほうが、結果よりも長く残ってしまうことがあります。次はそこを書きます。

結果が出たあとの数日に、口から出やすい言葉

高校受験の結果が出たあとに口から出やすい言葉と、その言い換えを並べた対比表の図。だから言ったのに→最後までやったのは見てたよ、あの学校にしておけばよかったね→決めたときは、あれがいちばんいい形だったよ、泣かないの→泣いていいよ(黙って隣に座る)、もう切り替えていこう→今日は何もしなくていいよ、お母さんも昔落ちたけど平気だったよ→話したくなったら聞かせて、の5組を左右に対比し、いずれも責める意図から出る言葉ではなく沈黙に耐えられなくなったときに出る言葉であることを注記した、高校受験 落ちた あとの声かけの言い換え図

ここで扱うのは、結果が出たあとにしか出てこない言葉です。どれも、責めるつもりから出るものではありません。沈黙に耐えられなくなったときに出る言葉です。

①「だから言ったのに」
受験の前に伝えていたことが当たってしまったとき、いちばん出やすい言葉です。ただ、この一言が入ると、本人はその後、受験の話題そのものを避けるようになります。 言い換えるなら「最後までやったのは見てたよ」。

②「あの学校にしておけばよかったね」
選び方をさかのぼる言葉です。やり直せないことを話題にすると、本人は自分の判断そのものを疑い始めます。 言い換えは「決めたときは、あれがいちばんいい形だったよ」。

③「泣かないの」
泣いている姿を見ていられないときに出ます。ただ、これは泣くのをやめるようお願いする言葉なので、本人は隠れて泣くようになります。何も言わずに隣に座る、それで足ります。言葉にするなら「泣いていいよ」。

④「もう切り替えていこう」
前向きな言葉のつもりで、今日じゅうに気持ちを片づけるよう求める言葉になります。切り替えは、こちらが促さなくても始まります。言い換えは「今日は何もしなくていいよ」。

⑤「お母さんも昔落ちたけど、平気だったよ」
励ますつもりの自分語りですが、話の中心が親の側に移ります。 本人は「自分の話は最後まで聞いてもらえない」と受け取ることがあります。言い換えは「話したくなったら聞かせて」。

5つに共通するのは、今日のうちに落ち着かせようとしないことです。

——ただ、言葉をかけようにも、相手が部屋から出てこないことがあります。

本人が話さないとき・部屋から出てこないとき

話さないのは、拒否しているとは限りません。まだ言葉になっていないだけ、ということがあります。ですからここでは「どう聞き出すか」ではなく、返事が返ってこない前提で、何を続けるかを書きます。5つです。

① 声かけは1日に数回、用件だけにする。 「ごはん置いとくね」「洗濯物、出しておいて」「お風呂わいたよ」。返事が要らない用件にしておくと、本人は無視した後ろめたさを持たずに済みます。会話の再開は、たいてい用件への短い返事から始まります。

② ドア越しに要求しない。 「開けなさい」「話くらいしなさい」は、開けるか開けないかの勝負になります。勝ち負けの形にしないほうが、結果として早く出てきます。

③ 食事は部屋に運んでかまいません。 「食卓に来させること」を目標にすると、食事そのものが交渉になります。見るのは、食べているかどうかだけで足ります。

④ スマホを取り上げない。 部屋から出てこない状態では、外とのつながりがそこにしか残っていないことがあります。取り上げると、つらさに加えてつながりまで失います。

⑤ 中学校の担任には、状況を伝えておく。 保護者から一本連絡しておくと、本人が学校で説明せずに済みます。

そのうえで、2つだけ申し添えます。ここに書いたことは、医学的な判断ではありません。 そして、「何日続いたら心配」という日数の線引きも、この記事ではしません。 日数の目安を置くと、その日数までは様子を見るという判断になってしまうからです。ご家庭で心配になったなら、その時点で相談してかまいません。 早すぎるということはありません。

相談できる先は、家庭の外にもあります。相談先の種類については、受験期の不安について書いた記事(受験期のプレッシャーと親の声かけ)に整理してあります。時期は違っても、当たる先の種類は同じです。

——反応が返らない数日のあいだ、保護者の頭を占めるのは、たいてい「この先どうなるのか」のほうです。次はそこに答えます。

進む先は残っている――いま正確に答えられるのは誰か

まず、いちばん大きな不安に答えます。受けた学校すべてで結果が出なかったとしても、その年に高校生になる道が全部なくなるわけではありません。

ただし、何が使えるかは、都道府県によって、また学校によって違います。年度によっても変わります。 ですからこの記事に「あなたのご家庭の場合はこれです」と書くことはできません。書けば、どこかのご家庭には必ず当てはまらない情報になります。いま調べるべきなのは選択肢の一覧ではなく、正確に答えられる相手が誰かです。2つあります。

① 在籍している中学校の先生(いちばん速い)

中学校は、お子さんがどこを受けて、どういう結果だったかを把握しています。加えて、その地域で今年どういう動きがあるかも、学校には情報が入ります。進路指導の先生か担任に、電話1本で足ります。

聞くことは、この3つで足ります。

  1. いま、うちの子に残っている選択肢を教えていただけますか。
  2. それぞれ、いつまでに決めればいいですか。
  3. 家で用意しておく書類はありますか。

効くのは2つ目の「いつまでに」です。 期限が分かると、残っている時間の長さが分かります。多くのご家庭は、思っているより時間があります。

② お住まいの都道府県の教育委員会

公立高校の入学者選抜について公表しているのは、都道府県の教育委員会です。連絡先が分からない場合は、文部科学省が公表している全国教育委員会一覧(抜粋)に、各都道府県教育委員会事務局の所在地がまとまっています。県名から、そこをたどれます。

なお、推薦入試の結果を受けてこの記事にたどり着いた方は、一般入試との関係という前提が一つ増えます。仕組みは高校受験の推薦入試(仕組みと保護者の判断基準)にまとめています。

確認先が分かっても、すぐに決めなければいけないわけではありません。 次は、そこを書きます。

「次」をいつ決めるか――決めない期間を置いてかまいません

この話題の記事は、たいてい「早く切り替えよう」と書いてあります。ここだけは、逆のことを書きます。

何かを決めるには、2つ必要です。情報と、気力です。 結果が出た直後のご家庭には、そのどちらも足りていません。 情報はこれから集める段階で、気力はいま最も低い。この状態で決めたことは、あとから「あのとき勢いで決めてしまった」という形で戻ってきます。

ですから順番は、決めてから動く、ではありません。聞く → 待つ → 決めるです。

① 期限を聞く(今日から数日以内)
何を選ぶかではなく、「いつまでに決めればいいか」だけを中学校に確認します。ここが決まると、待てる日数がはっきりします。

② 本人の言葉を、1回だけ聞く
「どうしたいの?」ではなく、「いま、どこまで考えてる?」と聞いてください。答えが「わからない」でも、それが今の答えです。その場で結論を出させないでください。

③ 親の意見は、最後に出す
先に保護者の希望を出すと、本人は本音を言えなくなります。順番は、本人の言葉 → 集めた情報 → 保護者の意見です。

そして、決めない日があってかまいません。 「今日は決めない」と家族のあいだで先に言っておくと、黙っていることが”逃げ”に見えなくなります。

学校の選び方そのものについては、高校の志望校の決め方5ステップに手順をまとめています。次の選択に入る段になったら開いてください。今日ではありません。

——決まらないあいだにも、家の外からは容赦なく質問が来ます。ここが、実はいちばん消耗します。

きょうだい・親戚・SNSにどう向き合うか

ここは、この話題ではほとんど書かれていない部分です。ただ実際には、結果が出たあとのご家庭を消耗させるのは、家の中よりも外との接触です。5つに分けます。

① きょうだいへは、事実だけを短く。
下のお子さんには、「結果は残念だった」という事実だけを伝えてください。「あなたは頑張ってね」は言わない。 悪気なく出る言葉ですが、上のお子さんが家の中で例として扱われたことになります。

② 親戚・近所へは、こちらから先に一言。
聞かれてから答えるより、先に「本人から話すまで、そっとしておいてください」と伝えておくほうが早く済みます。「まだ本人が話せる状態ではないので、落ち着いたら報告します」——この一文で足ります。理由の説明はいりません。

③ それでも聞かれたときの返し方。
ご心配ありがとうございます。進路が決まり次第、お知らせします」。これ以上は答えなくてかまいません。答える義務があると思っているほど、消耗します。

④ 本人のSNS。
合格の報告が流れてくるのはつらいことですが、スマホを取り上げる形にしないでください。 提案するなら、本人に選ばせる形にします。「通知、今日は切っておく?」——切るかどうかを決めるのは本人です。

⑤ 保護者ご自身の連絡先。
ここがいちばん抜けます。同じ学年の保護者どうしのやりとりを、しばらく見ないという選択があります。既読をつけない日があってかまいません。

——ここまでが「入学まで」の話です。ここから先、世の中の記事とはっきり違うことを1つ書きます。

入学後の立て直しは、入学前に始めなくていい

この話題の記事は、たいてい最後にこう書いてあります。「進学先で上位を取ろう」「大学受験に向けて早く動き出そう」。言っていること自体は間違っていません。 ただ、今日のご家庭に、それを持ち込む必要はありません。 理由は2つです。

① 前倒しは、本人にとって「宿題」になる。
入学前に立て直しの計画を渡すと、本人の中では「取り返さなければいけないもの」に変わります。結果を引きずったまま入学することになり、春休みのあいだじゅう、受験が終わりません。

② 入学前は、埋める場所が決まらない。
高校の教材も、授業の進み方も、入学するまで分かりません。埋める場所が決まっていない段階の勉強は、範囲を広く取るしかなく、時間あたりの効きが落ちます。 授業が始まって、最初の1〜2週間で「どこが分からないか」がはっきりしてから動くほうが、結果としては速いことが多いのです。

では、春休みに何をするか。1つだけです。

中学の内容で「分からないまま来た」と本人が自覚している教科を、1つだけ名前に出しておく。

やるのは入学後で足ります。名前が挙がってさえいれば、入学後に迷いません。

指導事例:第一志望が不合格で、併願していた高校へ進んだ生徒がいました。ご家庭からは「春休みのうちに数学をやり直したい」とご相談がありましたが、入学後の授業の進み方を見てからにしましょうとお伝えしました。実際に始めたのは、入学して3週間ほど経ってからです。最初の授業で扱った内容が中学の関数と地続きだったため、戻る範囲がはっきり決まり、そこだけを短い期間で確認し直すことができました。(※個人の事例であり、結果を保証するものではありません)

入学後、授業が始まっても勉強へ向かわない状態が続く場合は、高校に入ってから勉強しなくなったときの、学年ごとの考え方にまとめています。

——ここまでは、お子さんの話でした。最後に、ご自身の話をします。

保護者ご自身のこと――親のほうが、長く引きずることがあります

この話題で、ほとんど書かれていないことがあります。結果を長く引きずるのは、お子さんではなく保護者のほう、ということが少なくありません。

理由ははっきりしています。お子さんには、数週間後に新しい場所と新しい人間関係が用意されています。 環境が変われば、記憶は上から書き換えられていきます。一方で保護者の側は、同じ家、同じ食卓、同じ通勤路のまま、あの日の続きを過ごします。書き換える材料がありません。

引きずっている状態は、気持ちの強さでは測れません。次の3つのような形で出てきます。

  1. 本人が何も言っていないのに、頭の中で受験の話が再生される(食器を洗っているとき、車を運転しているとき)
  2. 他のご家庭の合格の話を聞くと、体が固くなる(おめでとうとは言えるのに、そのあとで疲れる)
  3. 「あのとき◯◯していれば」という文が、最後まで完成した形で出てくる

3つ目が出るようになったら、それは反省ではなく、繰り返しです。 反省は次の行動を変えますが、繰り返しは同じ場所を回り続けます。

やれることは2つです。

① 家の外に、話す相手を1人つくる。 受験と関係のない相手のほうが向いています。事情の説明が要る相手のほうが、話が前に進みます。

② 誰にも見せない前提で、書く。 出てくるのが「あのとき」ばかりでもかまいません。頭の中で回っているだけの文は、外に出すと形が変わります。

そして、これだけは書いておきます。受験の結果は、一つの原因で決まるものではありません。 塾の選び方、志望校の決め方、声のかけ方——どれか一つを取り出して原因にすることはできません。「親のせいだ」という結論は、材料が足りないまま出された結論です。

受験期に保護者ができることの全体像は、高校受験で親ができること7つに時期別のカレンダーつきでまとめています。次のお子さんのときに開けば足ります。今日読む必要はありません。

この経験を、下のお子さんにどう残すか

下のお子さんがいらっしゃるなら、今回の経験はそのまま使えます。ただし、今日メモを残す必要はありません。

振り返る場所は2つです。受験校の組み方は私立高校の併願と滑り止めの決め方に、内申点が届いていないと言われたときの確認手順は内申点が足りないと言われたときに確認する5つのことにまとめています。

よくある質問(FAQ)

いつまで落ち込んでいたら、心配したほうがいいですか?

日数では線を引けません。 日数の基準を置くと、その日数までは様子を見るという判断になってしまうためです。目安にするなら日数ではなく、食事と睡眠が続いているか家の中で最低限のやりとりが成立しているか——この2点です。ご家庭で心配になったなら、その時点で相談してかまいません。 なお、これは医学的な判断基準ではありません。

子どもが「その学校には行きたくない」と言っています。

その場で説得しないでください。 合格した学校そのものへの拒否ではなく、第一志望に行けないという気持ちが、その言葉の形で出ていることがあります。順番は3つです。①今日は結論を出さない ②「どこが引っかかってる?」と中身を1つだけ聞く ③いつまでに決めればいいかを中学校に確認する。制服の採寸や説明会など、手を動かす予定が入ると、言葉が変わることもあります。

親戚や近所の人から結果を聞かれます。何と答えればいいですか?

ご心配ありがとうございます。進路が決まり次第、お知らせします」で十分です。理由も、詳しい経緯も、説明する必要はありません。 可能であれば、聞かれる前に一言伝えておくと、やりとりの回数そのものが減ります。

子どもより私のほうが立ち直れません。おかしいでしょうか?

珍しいことではありません。 お子さんには新しい環境という書き換えの材料がありますが、保護者の側には無いためです。家の外に話す相手を1人つくるのがいちばん効きます。なお、お子さんの前で泣いてはいけない、ということもありません。 隠しきれないものを隠そうとすると、家の中の空気のほうが不自然になります。

入学までのあいだ、勉強はさせたほうがいいですか?

急ぎません。 教材も授業の進み方もまだ分からない段階では、埋める場所が決まらないためです。やるとしたら、中学の内容で「分からないまま来た」と本人が自覚している教科を1つ、名前に出しておくだけで足ります。実際に手をつけるのは、入学して授業が始まってからで間に合います。

そのほかの疑問は、よくある質問もあわせてご覧ください。

まとめ|今日の分だけで足ります

  • 今日することは2つだけ。 家のふだんの時間を回すことと、一言だけ声をかけること。原因も進路も、今日の食卓には乗せません
  • 進む先は1つではありません。 ただし何が使えるかは都道府県と学校で違います。いま正確に答えられるのは中学校の先生です。まずは「いつまでに決めればいいか」だけを聞いてください
  • 入学後の立て直しは、入学前に始めなくてかまいません。 埋める場所は、授業が始まってから決まります
  • 引きずるのは、保護者のほうかもしれません。 家の外に、話す相手を1人つくってください

今日の夜にできることは、1つです。夕食の席を、決まった時間に用意してください。 座らなくてもかまいません。置いてあることが伝わればいい日です。

お子さんの学習の話ができる状態になったら

ここまでの内容は、ご家庭だけで進められます。今日の夜の過ごし方も、中学校への確認も、外の力は要りません。

もし、入学後の学習をどこから戻すかという話になったとき——それは今日でなくてかまいません——そのときは、外の目を1つ入れるという方法もあります。1対1の家庭教師なら、お子さんの答案と、進んだ先の教材を並べて見るところから始められます。

話を聞いてみようと思われたときに

相談だけのご利用も歓迎です。今日でなくてかまいません。

【全国家庭教師協会の実績】 入会後の成績アップ率 96.1%/お客様満足度 97.3%/志望校合格率 97.6%(2025年度・自社調べ)。※学習効果には個人差があり、結果を保証するものではありません。

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