高校入試でよく出る漢字|出題パターンと、残り期間での覚え方

高校入試でよく出る漢字|出題パターンと、残り期間での覚え方 国語

執筆・監修:中村 文香先生(国語・社会指導/指導歴9年/専門:読解・記述)
「なんとなく」で解いていた読解を、根拠を持って解く読み方へ変えるのが専門。

過去問の国語を解いて丸をつけたら、漢字の問題で×が2つ。答えを見ると、どちらも知っている字なのに、書こうとした瞬間に手が止まっていた――そんな中3の人に向けて書いています。

先に結論です。当協会が9都道府県の公立高校入試を3年分数えた範囲では、同じ語が何度も出ることはほとんどありませんでした。だから「よく出る順」に覚えるより、出題パターンに合わせて覚えるほうが確実です。

ただし、書き取りと読みでは、問われる漢字の中身が違いました。分けずに覚えると、すでに書ける字にも時間を使うことになります。分かれ目は、集計の数字に出ています。もう1つ、2つ以上の都道府県・年度で出た語が9語だけありました。どんな語かは、一覧の先頭で。

  1. まず結論(一問一答)
  2. 「よく出る漢字」は都道府県で違う――当協会が集計した範囲と、過去問3年分での数え方
  3. 出題パターン――当協会の集計で見えた型
    1. 書き取り――熟語は、小学校で習った字の組み合わせ
    2. 書き取り――送り仮名がつく語は、送り仮名まで
    3. 読み――中学校以上で習う漢字を含む語が中心
    4. 同音異義語・同訓異字――同じ読みの別の字を選ぶ・直す
    5. 漢字の知識を問う設問――部首・行書・熟語の構成など
  4. 実際に出た漢字の一覧(当協会集計・都道府県と年度つき)
    1. 2つ以上の都道府県・年度で出た9語
    2. 書き取りで出た語(61語)
    3. 読みで出た語(102語)
    4. 同音異義語・同訓異字などで出た語(10語)
    5. 出典:教育委員会が公表した問題と正答
  5. 覚え方――「読めるのに書けない字」だけを回す
    1. 書き取りの語は、読みだけを見て書く
    2. 送り仮名がつく語は、送り仮名まで1語で
    3. 読みの語は、見なれない字が入った語から
    4. 同訓異字は、自分で短い文を作る
  6. 残り期間での進め方――入試までの残りで分ける
    1. 残り4か月前後:数えて、×の語を集める
    2. 残り2か月:×の語だけを回す
    3. 直前2週間:新しい語を増やさない
  7. よくある質問(FAQ)
    1. ことわざや慣用句も、覚えたほうがいいですか?
    2. 漢字の検定を持っていると、入試で有利になりますか?
    3. 市販の「よく出る漢字」のリストは、使えますか?
    4. 漢字だけやれば、国語の点は上がりますか?
    5. 1日に何語やればいいですか?
  8. まとめ|漢字は「よく出る順」より、書けない語を残して回す
  9. 保護者の方へ――テストするより「書けなかった字」を集める
  10. お子さんの国語が「漢字」と「読解」のどちらで止まっているか、無料体験で相談してみませんか
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まず結論(一問一答)

Q. 高校入試でよく出る漢字は?
A. 当協会が9都道府県・令和6〜8年度(2024〜2026年春)の公立高校入試の国語を数えた範囲では、2つ以上の都道府県・年度で出た語は9語だけで、3回以上出た語はありませんでした。同じ語のくり返しは少ないので、「よく出る順」より出題パターンに合わせて覚えるほうが確実です。

Q. 読みと書き取りは、どちらが多い?
A. 当協会が数えた9都道府県・令和6〜8年度のうち、読みと書き取りの両方を数えられた6都府県(宮城・埼玉・東京・長野・大阪・福岡。延べ164)では、読み87、書き取り67、同音異義語など10で、読みのほうが多めでした。配分は県で違い、3年分で東京都は読み15・書き取り15、長野県は読み18・書き取り3です。

Q. 小学校で習う漢字と中学校で習う漢字、どちらが出る?
A. 当協会が数えた範囲では、書き取りで問われた延べ67語は、すべて小学校で習う漢字だけで書ける語でした。読みは、延べ108語のうち79語が中学校以上で習う漢字を含んでいました。書き取りは6都府県の数で、北海道・神奈川県・京都府の書き取りは数えていません(正答が公表されていない、または番号だけのため)。

Q. 残りの期間で、何をすればいい?
A. 「読めるのに書けない語」だけを残して、くり返すことです。一覧の書き取りの語を読みだけ見て書き、書けなかった語だけを回します。

Q. 四字熟語は出る?
A. 出た都道府県・年度があります。当協会が数えた範囲では、書き取りで温故知新(大阪府 令和8年度 C問題)と晴耕雨読(長野県 令和8年度)、漢字を選ぶ設問で無我夢中(大阪府 令和6年度 A問題)が出ました。自分の県の過去問で確かめてください。

――ただし、この5つの答えには前提があります。数えたのは9都道府県・3年分だけで、志望校のある県の出題と同じとは限りません。

「よく出る漢字」は都道府県で違う――当協会が集計した範囲と、過去問3年分での数え方

公立高校の入試問題は、都道府県ごとに作られます。この記事の数字と一覧が、どの範囲を数えたものかを先に示します。

当協会は、北海道・宮城県・埼玉県・東京都・神奈川県・長野県・大阪府・京都府・福岡県の9都道府県について、令和6〜8年度(2024〜2026年の春に行われた入試)の公立高校入試・国語の問題と正答(各教育委員会が公表したもの)33冊から、漢字の読み書きを問う設問を数えました。冊子は大阪府がA・B・C問題の3冊×3年度で9冊、ほかの8都道府県は各3冊です。数えた語は延べ185(読み108、書き取り67、同音異義語など10)、集計日は2026年10月2日。9都道府県・3年分の集計で、中国・四国地方の県は1つも入っていないため、全国の出題を代表するものではありません。

  • 選抜の種類:北海道・宮城県・埼玉県・福岡県=一般入学者選抜/東京都=一次・分割前期の共通問題(学校ごとに作る問題は除く)/神奈川県=共通選抜/長野県=後期選抜/大阪府=一般入学者選抜(A・B・C問題)/京都府=中期選抜。私立高校の問題は含みません
  • 読みだけを数えた道府県:北海道・神奈川県・京都府は、書き取りの正答が公表されていない、または番号だけのため、読みだけを数えました。北海道と京都府は正答そのものが公表されていないので、読みは当協会が付けています
  • 大阪府の令和6・7年度:府のウェブサイトから既に削除されているため、府が公表していたPDFを、インターネット・アーカイブ(Wayback Machine)に保存された版で確認しました
  • 数え方:語は辞書に載っている形で数えました。延べ185は設問ごとの数で、同じ都道府県・同じ年度の重なり(大阪府のB問題とC問題の両方に出た語など)を1つにまとめると177、異なる語は168です

対象から外した県:多くの県が、著作権の関係で問題の本文の一部を掲載していません。そこで、漢字の設問の語を確かめられた県を対象にしました。外したのは、静岡県(読みの設問の語が、掲載されていない本文の中にある)、広島県(令和6年度の本文が掲載されておらず、書き取りの正答も1字だけ)、兵庫県・愛媛県・鹿児島県(教育委員会のウェブサイトで国語の問題と正答が見つからない)です。代わりに調べた新潟県・岡山県・香川県・熊本県・沖縄県も、問題が掲載されていないか、3年度分がそろいませんでした。長野県は静岡県の、京都府は兵庫県の代わりに加えました。

都道府県ごとの件数です。大阪府は問題が3種類あるため、延べ185のうち67が大阪府の語です。

都道府県 読み 書き取り 同音異義語など 計
北海道 6 数えていない 数えていない 6
宮城県 9 9 1 19
埼玉県 9 6 0 15
東京都 15 15 0 30
神奈川県 12 数えていない 数えていない 12
長野県 18 3 7 28
大阪府 33 33 1 67
京都府 3 数えていない 数えていない 3
福岡県 3 1 1 5
計 108 67 10 185

出典(問題と正答の一覧)は、語の一覧のあとに載せています。

自分の県は、過去問3年分で数える 志望校のある県の過去問を3年分用意して、次の順に数えてください。

  1. 国語の問題から、漢字の設問だけを抜き出す
  2. 1問ずつ「読み」「書き取り」「同音異義語・同訓異字」「漢字の知識(部首・行書・熟語の構成など)」の4つに分けて、正の字をつける
  3. 出た語をノートに書き出し、この記事の一覧と見比べる

4つ目の「漢字の知識」は、この記事の件数表には入れていません(都道府県によって、確かめられた深さがそろっていないためです)。過去問をそろえる時期と使い方は高校受験の過去問を始める時期と、解いた後の使い方に、国語全体の進め方は中学国語の勉強法(漢字・語彙から記述まで)にまとめています。

では、185語を種類ごとに分けると、何が見えたか。書き取りと読みで、問われる漢字がはっきり分かれていました。

出題パターン――当協会の集計で見えた型

まず、設問の種類ごとの件数です。

設問の種類 9都道府県(延べ185) うち、読みと書き取りの両方を数えられた6都府県(延べ164)
読み 108 87
書き取り 67 67
同音異義語・同訓異字など 10 10

北海道・神奈川県・京都府は読みだけを数えたので、読みと書き取りを比べるときは右の列(6都府県)を見てください。

次に、問われた語を、小学校で習う漢字だけで書けるか、中学校以上で習う漢字を含むかで分けました。「小学校で習う漢字」は、文部科学省「小学校学習指導要領(平成29年告示)」国語の別表「学年別漢字配当表」の1,026字です。

設問の種類 小学校で習う漢字だけで書ける語 中学校以上で習う漢字を含む語
読み(108) 29 79
書き取り(67) 67 0
同音異義語・同訓異字など(10) 9 1

書き取りで問われた延べ67語は、すべて小学校で習う漢字だけで書ける語でした。 読みは、延べ108語のうち79語が中学校以上で習う漢字を含んでいます。数えた範囲(書き取りは6都府県・令和6〜8年度)の結果で、全国の傾向とは言えません。それでも、覚え方を分ける手がかりになります。書き取りは、小学校で習った字を熟語や送り仮名ごと正確に書けるか。読みは、中学校で習う漢字を読めるか。準備の中心が違います。

当協会が数えた9都道府県・令和6〜8年度の公立高校入試・国語の漢字の設問を、読み・書き取り・同音異義語などに分け、小学校で習う漢字だけで書ける語と、中学校以上で習う漢字を含む語の数を積み上げた横棒グラフ。書き取りは6都府県の数

語の形でも分けました(同じ都道府県・同じ年度の重なりを除いた177語)。

語の型 件数(同じ都道府県・同じ年度の重なりを除く177)
二字熟語 90
三字以上の熟語 5
訓読みの動詞 50
訓読みの形容詞・形容動詞 7
訓読みの名詞 13
音読み+する・じる 4
その他 8

「その他」は、音読みの1字(鉄)、訓読みの副詞(殊に)、特別な読み方をする語(固唾・竹刀・草履)、音と訓がまじった熟語(銘柄・割り算・油絵)の8語。二字熟語と訓読みの動詞で、177語のうち140語になります。

書き取り――熟語は、小学校で習った字の組み合わせ

綿密・骨子・射程・郷里のように、1字ずつなら小学校で習った字なのに、組み合わせると書きなれない語が並びます。冒頭の「知っている字なのに書けない」は、こういう語で起きます。

書き取り――送り仮名がつく語は、送り仮名まで

送り仮名がつく語は、送り仮名まで含めて答えです。危うい・勢い・群れ・営む・告げるは、送り仮名をまちがえると正答の表記と一致しません。動詞は「借りた」「栄えた」(東京都 令和8年度)のように文の中の形で出ることもあり、答えは出題された形で書きます。

読み――中学校以上で習う漢字を含む語が中心

読みの延べ108語のうち79語は、曖昧・挨拶・遵守・喝采・遮る・拭うのように、中学校以上で習う漢字を含む語でした。残りの29語は小学校で習う漢字だけの語ですが、相応(そうおう)・竹刀(しない)・朗らか(ほがらか)・奮う(ふるう)のように、ふだんあまり使わない語や読み方が入っています。

同音異義語・同訓異字――同じ読みの別の字を選ぶ・直す

10語は、文の中でまちがって使われた漢字を正しい字に直す設問(長野県の3年度・宮城県 令和6年度)と、正しい漢字や同じ漢字を使う語を選ぶ設問(大阪府 令和6年度 A問題・福岡県 令和8年度)でした。神奈川県(3年度とも)と北海道(令和8年度)にも同じ漢字を使う語を選ぶ設問がありましたが、正答が番号だけ、または公表されていないため、数に入れていません。

読み方が同じでも、意味に合う字を選べるかは別の力です。令和8年度(2026年4月)の全国学力・学習状況調査の中学校国語では、同じ読みの「とる」を、意味に合う漢字で書き分ける問題の正答率が40.4%でした。中3の約6割が正答できなかったことになります。この調査は中3の4月に行われたもので、入試ではありません(出典:国立教育政策研究所「令和8年度 全国学力・学習状況調査 中学校調査 問題別調査結果[国語]」)。

漢字の知識を問う設問――部首・行書・熟語の構成など

読み書きのほかに、漢字の知識を問う設問が出た都道府県・年度もあります。たとえば、楷書と行書の違い(点画の省略など)は宮城県と福岡県(どちらも令和6〜8年度)、部首は大阪府(令和6年度 A問題)と北海道(令和7・8年度)、熟語の構成は埼玉県(令和6・8年度)や大阪府(令和6年度 B問題・令和7年度 A問題・令和8年度 C問題)で問われました。慣用句(長野県 令和6年度)や故事成語(福岡県 令和7年度)の設問もありました。どの知識が問われるかは、自分の県の過去問で確かめてください。

国語の問題には、漢字のほかに古文の設問もあります。古文の設問は、古文の主語・会話文の設問の読み方の記事で扱っています。

件数の話はここまでです。次は、実際に出た語そのもの。2つ以上の都道府県・年度で出た9語から見ていきます。

実際に出た漢字の一覧(当協会集計・都道府県と年度つき)

当協会が数えた9都道府県・令和6〜8年度に、漢字の読み書きの設問で実際に出た語です。設問の文は載せず、語・読み・型と、出た都道府県・年度だけを示しています。

この表の使い方:書き取りの表は、左の「読み」だけを見て、右の「漢字」を紙で隠して書いてみてください。読みの表は、左の「漢字」を見て読み、右の「読み」で確かめます。書けなかった語・読めなかった語に印をつけておくと、次の節でそのまま使えます。

表の見方:令和6=令和6年度(2024年春の入試)、令和7=令和7年度(2025年春)、令和8=令和8年度(2026年春)。大阪(A)=大阪府のA問題(B・Cも同じ)。※=正答が公表されていないため、読みは当協会が付けたもの。語は辞書に載っている形で示し、出題された形が違うときは「出題の形」を添えています。

2つ以上の都道府県・年度で出た9語

漢字 読み 出た都道府県・年度(設問の種類)
喝采 かっさい 東京・令和7(読み)/神奈川・令和7(読み)
簡潔 かんけつ 宮城・令和6(同音の熟語の書き直し)/埼玉・令和7(読み)
貢献 こうけん 北海道・令和6※(読み)/東京・令和7(読み)
就任 しゅうにん 埼玉・令和6(書き取り)/宮城・令和8(書き取り)
遵守 じゅんしゅ 宮城・令和8(読み)/東京・令和8(読み)
据える すえる 宮城・令和6(読み)/東京・令和6(読み)
仲裁 ちゅうさい 宮城・令和6(書き取り)/大阪(B)・令和8(読み)/大阪(C)・令和8(書き取り)
包む つつむ 宮城・令和6(読み)/東京・令和7(書き取り)
臨む のぞむ 福岡・令和7(書き取り)/東京・令和8(読み)

3回以上出た語はありませんでした。仲裁は3つの設問に出ていますが、大阪府の令和8年度はB問題とC問題の両方に出たもので、同じ府の同じ年度は1回と数えています。包む・臨む・仲裁は、書き取りと読みの両方で問われました。

書き取りで出た語(61語)

延べ67語の重なりを1つにまとめた61語です。型ごとに読みの五十音順で並べ、「その他」にあたる語は最後に置いています。

読み 漢字 型 出た都道府県・年度
あんがい 案外 二字熟語 大阪(B)・令和6
かいだん 階段 二字熟語 大阪(A)・令和8
かんらん 観覧 二字熟語 東京・令和8
きじゅん 基準 二字熟語 長野・令和8
きゃくしつ 客室 二字熟語 東京・令和6
きょうり 郷里 二字熟語 東京・令和7
げしゃ 下車 二字熟語 大阪(A)・令和7
げんそく 減速 二字熟語 宮城・令和7
こっし 骨子 二字熟語 大阪(C)・令和6
しかく 資格 二字熟語 大阪(A)・令和6
しげん 資源 二字熟語 宮城・令和8
しゃてい 射程 二字熟語 大阪(B・C)・令和8
しゅうしょく 就職 二字熟語 大阪(B・C)・令和7
しゅうにん 就任 二字熟語 埼玉・令和6/宮城・令和8
しゅくしゃく 縮尺 二字熟語 大阪(B・C)・令和7
せんりゃく 戦略 二字熟語 東京・令和8
ちゅうさい 仲裁 二字熟語 宮城・令和6/大阪(C)・令和8
てつぼう 鉄棒 二字熟語 大阪(B)・令和7
てんじょう 天井 二字熟語 埼玉・令和8
はいけい 背景 二字熟語 大阪(A)・令和6
ばいてん 売店 二字熟語 東京・令和6
はくらん 博覧 二字熟語 大阪(B)・令和8
ほうそう 包装 二字熟語 埼玉・令和7
めんみつ 綿密 二字熟語 宮城・令和6
もうふ 毛布 二字熟語 宮城・令和7
やはん 夜半 二字熟語 大阪(B)・令和6
ゆだん 油断 二字熟語 大阪(B)・令和8
ようかん 洋館 二字熟語 東京・令和6
りえき 利益 二字熟語 大阪(A)・令和7
りょけん 旅券 二字熟語 東京・令和7
おんこちしん 温故知新 三字以上の熟語 大阪(C)・令和8
せいこううどく 晴耕雨読 三字以上の熟語 長野・令和8
いとなむ 営む 訓読みの動詞 大阪(A)・令和7
いる 射る 訓読みの動詞 大阪(A)・令和8
かりる 借りる(出題の形は「借りた」) 訓読みの動詞 東京・令和8
さかえる 栄える(出題の形は「栄えた」) 訓読みの動詞 東京・令和8
そだてる 育てる(出題の形は「育てた」) 訓読みの動詞 東京・令和6
たらす 垂らす 訓読みの動詞 宮城・令和6
ちぢめる 縮める 訓読みの動詞 東京・令和7
つげる 告げる 訓読みの動詞 埼玉・令和8
つつむ 包む(出題の形は「包まれる」) 訓読みの動詞 東京・令和7
てらす 照らす 訓読みの動詞 宮城・令和7
のぞむ 臨む(出題の形は「臨んだ」) 訓読みの動詞 福岡・令和7
ひめる 秘める(出題の形は「秘めて」) 訓読みの動詞 東京・令和7
あやうい 危うい 訓読みの形容詞・形容動詞 埼玉・令和6
おもい 重い 訓読みの形容詞・形容動詞 大阪(A)・令和6
けわしい 険しい 訓読みの形容詞・形容動詞 長野・令和8
いきおい 勢い 訓読みの名詞 埼玉・令和7
さくら 桜 訓読みの名詞 東京・令和6
すあな 巣穴 訓読みの名詞 大阪(B)・令和6
そり 反り 訓読みの名詞 大阪(C)・令和6
はしら 柱 訓読みの名詞 大阪(B)・令和6
まど 窓 訓読みの名詞 大阪(B・C)・令和7
むれ 群れ 訓読みの名詞 宮城・令和8
ゆみ 弓 訓読みの名詞 大阪(A)・令和6
じゅくす 熟す(出題の形は「熟した」) 音読み+する・じる 東京・令和8
ほうじる 報じる 音読み+する・じる 大阪(C)・令和6
ろんじる 論じる 音読み+する・じる 大阪(B)・令和8
あぶらえ 油絵 音訓まじりの熟語 大阪(A)・令和8
てつ 鉄 音読みの1字 大阪(A)・令和7
わりざん 割り算 音訓まじりの熟語 大阪(A)・令和8

読みで出た語(102語)

延べ108語の重なりを1つにまとめた102語です。

漢字 読み 型 出た都道府県・年度
挨拶 あいさつ 二字熟語 大阪(A)・令和6
曖昧 あいまい 二字熟語 大阪(C)・令和7
委嘱 いしょく 二字熟語 神奈川・令和8
逸材 いつざい 二字熟語 神奈川・令和6
一端 いったん 二字熟語 長野・令和6
畏怖 いふ 二字熟語 大阪(B)・令和7
恩恵 おんけい 二字熟語 埼玉・令和8
懐柔 かいじゅう 二字熟語 埼玉・令和6
架橋 かきょう 二字熟語 大阪(B)・令和7
過剰 かじょう 二字熟語 北海道・令和7※
喝采 かっさい 二字熟語 東京・令和7/神奈川・令和7
簡潔 かんけつ 二字熟語 埼玉・令和7
看護 かんご 二字熟語 長野・令和8
勧奨 かんしょう 二字熟語 埼玉・令和8
含蓄 がんちく 二字熟語 北海道・令和8※
競歩 きょうほ 二字熟語 大阪(A)・令和7
均衡 きんこう 二字熟語 東京・令和8
厳粛 げんしゅく 二字熟語 大阪(B)・令和6
航海 こうかい 二字熟語 大阪(A)・令和6
貢献 こうけん 二字熟語 北海道・令和6※/東京・令和7
構築 こうちく 二字熟語 長野・令和7
根拠 こんきょ 二字熟語 東京・令和6
再現 さいげん 二字熟語 長野・令和6
車掌 しゃしょう 二字熟語 大阪(C)・令和7
順次 じゅんじ 二字熟語 長野・令和6
遵守 じゅんしゅ 二字熟語 宮城・令和8/東京・令和8
純粋 じゅんすい 二字熟語 東京・令和6
処世 しょせい 二字熟語 大阪(B)・令和8
浸透 しんとう 二字熟語 長野・令和8
辛辣 しんらつ 二字熟語 神奈川・令和6
相応 そうおう 二字熟語 長野・令和8
倉庫 そうこ 二字熟語 大阪(A)・令和8
堆積 たいせき 二字熟語 埼玉・令和7
仲裁 ちゅうさい 二字熟語 大阪(B)・令和8
聴衆 ちょうしゅう 二字熟語 長野・令和7
彫塑 ちょうそ 二字熟語 大阪(C)・令和6
跳躍 ちょうやく 二字熟語 東京・令和7
陳列 ちんれつ 二字熟語 東京・令和6
突如 とつじょ 二字熟語 長野・令和7
媒介 ばいかい 二字熟語 神奈川・令和8
万策 ばんさく 二字熟語 大阪(B)・令和8
頒布 はんぷ 二字熟語 埼玉・令和6
頻繁 ひんぱん 二字熟語 神奈川・令和7
腹式 ふくしき 二字熟語 大阪(A)・令和8
補塡 ほてん 二字熟語 大阪(C)・令和8
凡庸 ぼんよう 二字熟語 大阪(C)・令和8
網膜 もうまく 二字熟語 長野・令和6
悠久 ゆうきゅう 二字熟語 大阪(B)・令和6
余韻 よいん 二字熟語 福岡・令和8
輪郭 りんかく 二字熟語 宮城・令和6
歴然 れきぜん 二字熟語 大阪(A)・令和8
憧れる あこがれる 訓読みの動詞 東京・令和8
与える あたえる 訓読みの動詞 長野・令和7
扱う あつかう 訓読みの動詞 大阪(A)・令和6
挑む いどむ 訓読みの動詞 宮城・令和8
戒める いましめる 訓読みの動詞 神奈川・令和8
埋まる うまる 訓読みの動詞 宮城・令和8
陥る(出題の形は「陥って」) おちいる 訓読みの動詞 福岡・令和7
訪れる おとずれる 訓読みの動詞 長野・令和6
及ぼす およぼす 訓読みの動詞 長野・令和8
顧みる かえりみる 訓読みの動詞 埼玉・令和7
抱える かかえる 訓読みの動詞 大阪(B)・令和7
飾る かざる 訓読みの動詞 東京・令和7
遮る さえぎる 訓読みの動詞 北海道・令和7※
叫ぶ さけぶ 訓読みの動詞 長野・令和6
挿す(出題の形は「挿した」) さす 訓読みの動詞 東京・令和6
諭す さとす 訓読みの動詞 北海道・令和6※
締める しめる 訓読みの動詞 大阪(A・B)・令和7
据える(出題の形は「据えて」) すえる 訓読みの動詞 宮城・令和6/東京・令和6
澄む すむ 訓読みの動詞 京都・令和6※
沿う そう 訓読みの動詞 京都・令和8※
謹む(出題の形は「謹んで」) つつしむ 訓読みの動詞 東京・令和8
包む つつむ 訓読みの動詞 宮城・令和6
届く とどく 訓読みの動詞 宮城・令和7
滞る とどこおる 訓読みの動詞 大阪(C)・令和7
伴う ともなう 訓読みの動詞 長野・令和8
拭う ぬぐう 訓読みの動詞 埼玉・令和6
寝る ねる 訓読みの動詞 長野・令和7
臨む のぞむ 訓読みの動詞 東京・令和8
諮る はかる 訓読みの動詞 神奈川・令和7
挟まる はさまる 訓読みの動詞 大阪(B)・令和6
張る はる 訓読みの動詞 長野・令和8
奮う ふるう 訓読みの動詞 大阪(A)・令和7
隔てる へだてる 訓読みの動詞 大阪(B)・令和6
施す ほどこす 訓読みの動詞 宮城・令和7
混ぜる(出題の形は「混ぜて」) まぜる 訓読みの動詞 東京・令和7
設ける もうける 訓読みの動詞 埼玉・令和8
暑い あつい 訓読みの形容詞・形容動詞 大阪(A)・令和7
拙い つたない 訓読みの形容詞・形容動詞 神奈川・令和6
朗らか ほがらか 訓読みの形容詞・形容動詞 大阪(B・C)・令和8
紛らわしい まぎらわしい 訓読みの形容詞・形容動詞 京都・令和7※
憩い いこい 訓読みの名詞 北海道・令和8※
試み こころみ 訓読みの名詞 大阪(A)・令和6
互い たがい 訓読みの名詞 長野・令和7
謎 なぞ 訓読みの名詞 福岡・令和6
呈する ていする 音読み+する・じる 大阪(C)・令和6
論じる ろんじる 音読み+する・じる 大阪(A)・令和8
固唾 かたず 特別な読みの語(常用漢字表の付表) 神奈川・令和6
殊に ことに 訓読みの副詞 大阪(C)・令和6
竹刀 しない 特別な読みの語(常用漢字表の付表) 神奈川・令和7
草履 ぞうり 特別な読みの語(常用漢字表の付表) 神奈川・令和8
銘柄 めいがら 音訓まじりの熟語 宮城・令和7

同音異義語・同訓異字などで出た語(10語)

「設問の形」の列は、どんな形で問われたかを示しています。

漢字 読み 設問の形 出た都道府県・年度
簡潔 かんけつ 同音の熟語の誤りを、正しい熟語に書き直す 宮城・令和6
干潟 ひがた 誤って使われた漢字を、同じ読みの正しい字に直す 長野・令和6
採取 さいしゅ 誤って使われた漢字を、同じ読みの正しい字に直す 長野・令和6
史実 しじつ 誤って使われた漢字を、同じ読みの正しい字に直す 長野・令和6
快挙 かいきょ 誤って使われた漢字を、同じ読みの正しい字に直す 長野・令和7
傷む いたむ 誤って使われた漢字を、同じ読みの正しい字に直す 長野・令和7
観測船 かんそくせん 誤って使われた漢字を、同じ読みの正しい字に直す 長野・令和7
延長戦 えんちょうせん 誤って使われた漢字を、同じ読みの正しい字に直す 長野・令和8
無我夢中 むがむちゅう 四字熟語に入る漢字を選ぶ 大阪(A)・令和6
喚起 かんき 同じ漢字を使う語を選ぶ 福岡・令和8

出典:教育委員会が公表した問題と正答

各都道府県の教育委員会(埼玉県は県立総合教育センター)が公表したPDFです。URLは集計日(2026年10月2日)のもので、掲載が終わることがあります。

都道府県 年度 冊子 問題 正答
北海道 令和6年度 共通問題 問題 公表なし
北海道 令和7年度 共通問題 問題 公表なし
北海道 令和8年度 共通問題 問題 公表なし
宮城県 令和6年度 共通問題 問題 正答
宮城県 令和7年度 共通問題 問題 正答
宮城県 令和8年度 共通問題 問題 正答
埼玉県 令和6年度 共通問題 問題 正答
埼玉県 令和7年度 共通問題 問題 正答
埼玉県 令和8年度 共通問題 問題 正答
東京都 令和6年度 共通問題 問題 正答
東京都 令和7年度 共通問題 問題 正答
東京都 令和8年度 共通問題 問題 正答
神奈川県 令和6年度 共通問題 問題 正答
神奈川県 令和7年度 共通問題 問題 正答
神奈川県 令和8年度 共通問題 問題 正答
長野県 令和6年度 共通問題 問題 正答
長野県 令和7年度 共通問題 問題 正答
長野県 令和8年度 共通問題 問題 正答
大阪府 令和8年度 A問題 問題 正答
大阪府 令和8年度 B問題 問題 正答
大阪府 令和8年度 C問題 問題 正答
京都府 令和6年度 共通問題 問題 公表なし
京都府 令和7年度 共通問題 問題 公表なし
京都府 令和8年度 共通問題 問題 公表なし
福岡県 令和6年度 共通問題 問題 正答
福岡県 令和7年度 共通問題 問題 正答
福岡県 令和8年度 共通問題 問題 正答

大阪府の令和6・7年度は、府のウェブサイトから既に削除されているため、府が公表していたPDFを、インターネット・アーカイブ(Wayback Machine)に保存された版で確認しました。府が公表していたときのURLと、保存版のURLを並べています。

年度・冊子 問題(保存版) 採点資料(保存版) 府が公表していたときのURL(現在は削除)
令和6年度・A問題 問題 採点資料 www.pref.osaka.lg.jp/documents/63774/r06ippan-101kokugo-a-mondai.pdf/www.pref.osaka.lg.jp/documents/63774/r06ippan-101kokugo-a-saishi.pdf
令和6年度・B問題 問題 採点資料 www.pref.osaka.lg.jp/documents/63774/r06ippan-102kokugo-b-mondai.pdf/www.pref.osaka.lg.jp/documents/63774/r06ippan-102kokugo-b-saishi.pdf
令和6年度・C問題 問題 採点資料 www.pref.osaka.lg.jp/documents/63774/r06ippan-103kokugo-c-mondai.pdf/www.pref.osaka.lg.jp/documents/63774/r06ippan-103kokugo-c-saishi.pdf
令和7年度・A問題 問題 採点資料 www.pref.osaka.lg.jp/documents/105709/r07ippan-101kokugo-a-mondai.pdf/www.pref.osaka.lg.jp/documents/105709/r07ippan-101kokugo-a-saishi.pdf
令和7年度・B問題 問題 採点資料 www.pref.osaka.lg.jp/documents/105709/r07ippan-102kokugo-b-mondai.pdf/www.pref.osaka.lg.jp/documents/105709/r07ippan-102kokugo-b-saishi.pdf
令和7年度・C問題 問題 採点資料 www.pref.osaka.lg.jp/documents/105709/r07ippan-103kokugo-c-mondai.pdf/www.pref.osaka.lg.jp/documents/105709/r07ippan-103kokugo-c-saishi.pdf

一覧は、眺めているだけでは書けるようになりません。表を使って「書けない語」だけを残す方法は、次の節で。

一覧の字は書けたのに、国語の点が伸びないなら
書き取りの表の語がほとんど書けたのに、過去問の国語の点が上がらないなら、点を落としている場所は漢字の外にあると考えられます。そのことを、おうちの人に伝えてみてください。そのうえで、高校入試対策の中身を一緒に見てみてください。
▶ 高校入試の「合否を分けるポイント」に合わせた家庭教師の対策

覚え方――「読めるのに書けない字」だけを回す

数えた範囲では、書き取りの語はすべて小学校で習う漢字で書ける語でした。ほとんどの語は読めるはずです。点を分けるのは、読めるのに書けない語。だから全部を同じ回数くり返すのをやめて、書けない語だけを残します。

書き取りの語は、読みだけを見て書く

図解②は、書き取りで出た61語の読みだけを並べ、漢字を書く欄を空けたチェック表です。印刷して、次の順に使います。

  1. 1回目:61語を全部書き、「書き取りで出た語」の表で答え合わせをする。書けなかった語、送り仮名をまちがえた語、読みが同じ別の語を書いた語に×をつける。読みが同じ別の語を書いた語(いる・のぞむ・しかく など)は、読みの横に使い方のメモ(例:のぞむ→試合に)を書き足しておく
  2. 2回目(次の日):×の語だけを書く。書けたら○
  3. 3回目(数日あけて):2回目に○になった語と、まだ×の語を、もう一度書く

3回目でも×が残った語が、自分の弱い語です。ノートの1ページに書き出しておきます。

高校入試の書き取りで出た61語の読みだけを並べ、漢字を書き込む欄と、1回目・2回目・3回目の○×を書く欄をつけた印刷用のチェック表。当協会が数えた6都府県・令和6〜8年度の公立高校入試の書き取りの語

送り仮名がつく語は、送り仮名まで1語で

危うい・勢い・群れ・反り・割り算は、送り仮名まで書いて1語です。漢字と送り仮名をひとまとまりで覚えます。動詞は辞書の形(借りる)で覚え、出題された形(借りた)でも送り仮名の切れ目が分かるようにしておきます。

読みの語は、見なれない字が入った語から

読みの表は、左の漢字を見て、右の読みを隠して読みます。数えた範囲では読みの語の多くが中学校以上で習う漢字を含んでいたので、見なれない字が入った語から確かめます。小学校で習う漢字だけの語も、相応・竹刀のようにふだん使わない語は拾っておきます。

同訓異字は、自分で短い文を作る

同じ読みで意味が違う字は、字だけ覚えても、文の中でどちらを使うかは決められません。使う場面ごとに短い文を作って並べます。たとえば一覧の臨む(のぞむ)なら「試合に臨む」と「平和を望む」、傷む(いたむ)なら「果物が傷む」と「ひざが痛む」。この例はそのまま使わず、自分で作った文で覚えてください。

やり方が決まれば、あとは入試までの残りに合わせて、何をどれだけやるかを決めるだけです。

残り期間での進め方――入試までの残りで分ける

残り4か月前後:数えて、×の語を集める

  • 志望校のある県の過去問3年分で、漢字の設問を数える
  • 図解②で書き取りの61語を3回目まで書き(1回目の次の日に2回目、数日あけて3回目)、読みの表を1回読む。3回目でも×が残った語と、読めなかった語を、ノートの1ページに書き出す

残り2か月:×の語だけを回す

  • ノートに書き出した語だけを書く。書けるようになった語は線で消す
  • 過去問の漢字の設問で落とした語を、同じノートに書き足す

直前2週間:新しい語を増やさない

  • ノートにまだ残っている語だけを見直す。新しい語を足すほど、見直す時間が減ります
  • 送り仮名と、とめ・はね・はらいを確かめる。書き取りの答えを楷書で書くよう指示している県もあります(東京都・大阪府など)

国語以外の教科も含めた入試までの逆算は、高校受験の勉強をいつから、どう逆算するかにまとめています。

よくある質問(FAQ)

ことわざや慣用句も、覚えたほうがいいですか?

当協会が数えた範囲では、慣用句(長野県 令和6年度)や故事成語(福岡県 令和7年度)の設問が出た県・年度がありました。まず自分の県の過去問で出ているかを確かめ、出ていれば教科書に出てきたものから覚えます。

漢字の検定を持っていると、入試で有利になりますか?

漢検(日本漢字能力検定)などの検定が有利になるかどうかは、都道府県や高校によって違います。調べ方は高校受験で英検・漢検は有利になるか(優遇の調べ方)にまとめています。

市販の「よく出る漢字」のリストは、使えますか?

使えます。ただ、どの都道府県の何年分から選んだかが書かれていないリストもあります。範囲を確かめ、自分の県の過去問と見比べて使ってください。この記事の一覧も、9都道府県・3年分という範囲つきのものです。

漢字だけやれば、国語の点は上がりますか?

漢字の設問で落としていた点は取り戻せます。ただ、文章を読んで答える設問で点を落としているなら、漢字だけでは上がりません。読解の進め方は、さきほどの中学国語の勉強法の記事で扱っています。

1日に何語やればいいですか?

この記事のやり方では、語数ではなく、チェック表の×の数で決めます。1回目に61語を書いたら、次からは×の語だけ。×が減るほど、1日に書く語も減っていきます。

家庭教師の利用についての疑問は、よくある質問にまとめています。

まとめ|漢字は「よく出る順」より、書けない語を残して回す

  • 当協会が数えた9都道府県・3年分では、2つ以上の都道府県・年度で出た語は9語。同じ語のくり返しは少ない
  • 書き取りの延べ67語は、すべて小学校で習う漢字だけで書ける語だった(6都府県)。熟語も送り仮名も正確に書く
  • 読みは延べ108語のうち79語が、中学校以上で習う漢字を含んでいた
  • 図解②で書き取りの61語を書き、×の語だけを回す

今日できるのは1つです。図解②を印刷して、61語を1回書いてみてください。×のついたチェック表をおうちの人に見せておくと、残りの期間で何をするかを一緒に決めやすくなります。

保護者の方へ――テストするより「書けなかった字」を集める

この記事でお子さんが自分でやることは、3つです。志望校のある県の過去問3年分で漢字の設問を数えること、図解②のチェック表で書き取りの語を書いて×の語を集めること、その×の語だけをくり返すことです。

保護者の方にお願いしたいのは、1つだけです。週に1回、お子さんのノート(×が残った語を書き出したページ)を見せてもらい、残っている語の数が前の週より減っているかを一緒に確かめてください。漢字が正しいかを判定する必要はありません。見るのは残っている語の数だけです。

反対に、やらないでほしいことも1つあります。一覧の語を上から順に読み上げて、全部をテストすることです。すでに書ける語にも同じ時間を使うことになり、書けない語を回す時間が減ります。

読みに多かった中学校で習う漢字は、中1からの授業と定期テストで少しずつ出てきた字です。入試までに定期テストが残っているうちは、その漢字の範囲を毎回落とさないことも入試の準備になります。定期テストの計画の立て方は定期テスト1ヶ月前からの勉強計画にまとめています。

×の数を一緒に確かめる時間を取りにくい場合や、身近に国語を一緒に見られる大人がいない場合は、家庭教師という方法もあります。当協会では、各県の最新の受験情報を踏まえた高校入試対策を、1対1の指導で行っています。

お子さんの国語が「漢字」と「読解」のどちらで止まっているか、無料体験で相談してみませんか

図解②のチェック表の×の数と、過去問の国語の点。この2つを並べると、お子さんの国語が漢字で止まっているのか、漢字の外で止まっているのかの見当がつきます。指導は1対1で、お子さま一人ひとりのペースに合わせて進めます。高校入試対策は、各県の最新の受験情報を踏まえ、公立・私立、一般入試・推薦入試・特色選抜に対応しています。

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