自主学習のネタ一覧|小学生の学年別・教科別アイデアと、ノートの書き方

自主学習のネタ一覧|小学生の学年別・教科別アイデアと、ノートの書き方 勉強法

執筆・監修:佐伯 悠介先生(学習コーチ/指導歴8年/専門:学習習慣づくり・不登校/先取り支援)
勉強の前に「机に向かえる仕組み」から。つまずいた子の伴走が専門。

宿題の欄に「自主学習1ページ」。ノートを開いたけれど、何を書くか決まらずにえんぴつが止まっている小5・小6のあなたと、となりで「何かないの?」と一緒に考えているおうちの方へ。

自主学習(自主勉強・自学)のネタは、「授業」「身の回り」「好きなもの」の3つから探せます。この記事では、学年別・教科別のネタ44個、どの学年でもできるネタ6個、10分ですぐ終わるネタ6個の、合わせて56個を、1つ10〜20分で終わる分量で並べました。学年別の44個は、学習指導要領で、その学年で習う内容かを確かめて当協会が作りました。

ただし、どのネタを選んでも、そのページが「やっただけ」で終わるか、自分の力になるかは、ページのいちばん下に書く1行で変わります。その1行の書き方は、後半の「ノートの書き方」で。

  1. まず結論(一問一答)
  2. ネタの探し方——授業・身の回り・好きなもの
  3. 小1・小2の自主学習ネタ
    1. 小1・小2の国語のネタ
    2. 小1・小2の算数のネタ
    3. 小1・小2の生活・そのほかのネタ
  4. 小3・小4の自主学習ネタ
    1. 小3・小4の国語のネタ
    2. 小3・小4の算数のネタ
    3. 小3・小4の理科のネタ
    4. 小3・小4の社会のネタ
  5. 小5の自主学習ネタ
    1. 小5の国語のネタ
    2. 小5の算数のネタ
    3. 小5の理科のネタ
    4. 小5の社会のネタ
    5. 小5の外国語(英語)のネタ
  6. 小6の自主学習ネタ
    1. 小6の国語のネタ
    2. 小6の算数のネタ
    3. 小6の理科のネタ
    4. 小6の社会のネタ
    5. 小6の外国語(英語)のネタ
    6. 小6の、中学につながるネタ
  7. 教科別の早見表——学年をまたいで探す
    1. どの学年でもできるネタ
  8. 10分ですぐ終わる日のネタ
  9. 自主学習ノートの書き方——1ページを4つの欄で書く
  10. よくある質問(FAQ)
    1. 教科書や本を写すだけの「丸写し」は、だめですか?
    2. 面白いネタを見つけるには、どうすればいいですか?
    3. 毎日、何ページ書けばいいですか?
    4. ネタは、親が決めてもいいですか?
    5. 教科書以外の本や新聞を使ってもいいですか?
  11. まとめ|ネタは表から選び、最後の1行は自分の言葉で書く
  12. 保護者の方へ——ネタを出すより「選ばせる」、丸つけより「ふり返り」を読む
  13. ふり返りに「まだ分からない」が続くなら、無料体験で相談してみませんか
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まず結論(一問一答)

Q. 自主学習のネタは、どうやって探せばいいですか?
A. 「授業」「身の回り」「好きなもの」の3つから探します。今日習ったこと、家や学校の行き帰りで見つけたこと、好きなことを、どれかの教科につなげれば1ページになります。決められない日は、学年別の表から選びましょう。

Q. 10分でできる、すぐ終わるネタはありますか?
A. あります。各学年の表で、時間が「10分」のものを選んでください。たとえば5年生なら「敬語に言いかえる」「アルファベット練習」です。学年を問わないものは「10分ですぐ終わる日のネタ」にまとめました。

Q. 先生にほめられる自主学習はありますか?
A. ほめられるかどうかは先生によって違うので、ここでは学校がすすめている書き方を紹介します。鳥取県の実践例(青谷中学校区)では、自主学習ノートに「日付」「めあて」「振り返り」を書かせています。まずは自分の学校のきまりを確かめましょう。

Q. 1ページは、どう書けばいいですか?
A. 「日付と時こく」「めあて」「やったこと」「ふり返り」の4つの欄で書きます。大事なのは、最後のふり返りの1行です。

Q. 自主学習は何年生から始めればいいですか?
A. 学校によって違うので、学校の指示に合わせます。1・2年生なら、日付と、やったことが1行書ければ十分です。

1つ目の答えの「3つの入口」から、くわしく見ていきます。

ネタの探し方——授業・身の回り・好きなもの

ネタが思いつかない日は、次の3つの質問を自分にしてみましょう。答えが、そのままネタになります。

入口 自分にきく質問 ネタの例
授業 今日の授業で、「へえ」と思ったことは? ならった漢字で文づくり(小1・小2)
身の回り 家や学校の行き帰りで、気になったものは? がい数で買い物(小4)
好きなもの 好きなスポーツ・食べ物・遊びは? 平均を出す(小5):好きな選手の記録で

おうちの方は、この質問を1つ聞くだけで十分です。どの教科につなげるかは、本人に考えさせます。

表の「時間」は、そのネタ1つで1ページを書くまでのめやすです(1日の勉強時間のめやすではありません)。習う時期は教科書や学校によって前後するので、まだ習っていない内容は、習ってから選びましょう。

自主学習ネタの早見表。教科(国語・算数・理科・社会・生活と外国語)と学年(小1・小2、小3・小4、小5、小6)ごとに、この記事のネタの数と、そのうち10分で終わるネタの数を並べた表。学年別は合計44個(小1・小2が10個、小3・小4が12個、小5が11個、小6が11個)。ほかに、どの学年でもできるネタ6個と、10分ですぐ終わるネタ6個

では、学年ごとのネタです。まずは1・2年生から。

小1・小2の自主学習ネタ

  • 1・2年生は、ひらがな・カタカナ・漢字、たし算・ひき算、2年生の九九など、くり返して身につけることが多い学年です
  • 1ページを全部うめなくても、日付と、やったことが1行書ければ十分です
  • 生活科で育てている植物や家のお手伝いも、そのままネタになります。「(小2)」の印は2年生で習う内容です

小1・小2の国語のネタ

ネタ やり方 時間
カタカナあつめ 絵本や教科書から、カタカナのことばを10こ見つけて書く 10分
「 」と。をつけてうつす お話の中の、話しているところを3行うつし、「 」と。に色をぬる 10分
ならった漢字で文づくり 今週ならった漢字を1つえらび、その漢字をつかった文を3つ書く 20分

小1・小2の算数のネタ

ネタ やり方 時間
たして10になる組 1と9、2と8のように、たして10になる組をぜんぶ書く 10分
時計の時こく 時計の絵を3つかき、「7時」「7時半」などの針をかきこむ 10分
九九の段(小2) 1つの段の答えをならべて書き、いくつずつふえるかを書く 10分
長さをはかる(小2) ものさしで、えんぴつや本など3つの長さをはかり、cmとmmで書く 20分

小1・小2の生活・そのほかのネタ

ネタ やり方 時間
しょくぶつのかんさつ 育てている花や野さいの、葉の数や色を、絵と文で書く 20分
お手つだい日記 家でしたお手つだいを1つえらび、やり方と気づいたことを書く 10分
きせつ見つけ 学校の行き帰りに見つけた「今のきせつ」らしいものを、絵と1行の文で書く 10分

3年生になると理科と社会が始まり、ネタのはばが一気に広がります。

小3・小4の自主学習ネタ

  • 3年生から理科と社会が始まり、生き物や地図、住んでいる地域のことがネタになります
  • 4年生は、わり算の筆算やがい数、都道府県など、5年生につながる単元が多い学年です
  • 「(小3)」「(小4)」の印は、その学年で習う内容です。印のないものは、3・4年生のどちらでも使えます

小3・小4の国語のネタ

ネタ やり方 時間
ことわざ・慣用句しらべ 辞書で1つ調べ、意味と、それを使った文を1つ書く 20分
国語辞典で言葉さがし 知らなかった言葉を5つ引き、意味を短く書く 20分
ローマ字で書く 家族の名前や好きな食べ物を5つ、ローマ字で書く 10分

小3・小4の算数のネタ

ネタ やり方 時間
わり算の問題づくり(小3) 「12このあめを3人で分ける」のような問題を作り、式と答えを書く 20分
重さをはかる(小3) はかりで、身の回りのもの3つの重さをはかり、gで書く 20分
がい数で買い物(小4) チラシのねだんを四捨五入して、だいたいの合計を出す 20分
折れ線グラフ(小4) 天気予報で1週間の最高気温を調べ、折れ線グラフにする 20分

授業の算数で、わり算の筆算や小数の単元につまずいていそうなときは、小4でつまずきやすい算数の単元の確かめ方で、1単元ずつ確かめられます。

小3・小4の理科のネタ

ネタ やり方 時間
こん虫の体(小3) 図鑑を見てこん虫を1つえらび、頭・むね・はらと6本のあしをかき分ける 20分
磁石につくもの(小3) 家の中で、磁石につくもの・つかないものを表にする 20分
月の形(小4) 夜、家のまどから見えた月の形と時こくをかき、前に見た日とくらべる 10分

※磁石は、スマートフォンやカード、時計に近づけないこと。月は、おうちの人がいるときに家のまどから見ましょう。

小3・小4の社会のネタ

ネタ やり方 時間
地図記号(小3) 地図記号を10こかき、その意味を横に書く 10分
都道府県の名前と位置(小4) 地方を1つ決め、地図帳を見ながら県の形と名前を漢字で書く 20分

4年生で習う漢字には、茨城県の「茨」や愛媛県の「媛」のように、県の名前に使う字も入っています。

5年生では、ふだんの買い物や天気予報の数字が、そのままネタになります。

小5の自主学習ネタ

  • 5年生は、割合(百分率)・速さ・平均など、生活の中の数字とつながる単元が多い学年です
  • 理科は振り子や天気の変化、社会は日本の国土や、農業・水産業などの産業を学びます
  • 外国語(英語)が教科になり、アルファベットや英語の文を書く学習が始まります

小5の国語のネタ

ネタ やり方 時間
敬語に言いかえる 「行く」「食べる」「見る」を、先生や目上の人に話すときの言い方に直す 10分
古文・漢文の音読 教科書の古文や漢文を声に出して3回読み、2〜3行書きうつす 10分

小5の算数のネタ

ネタ やり方 時間
割引を百分率で チラシの「3割引」などを百分率に直し、ねだんを計算する 20分
速さの問題づくり 道のり・時間・速さのうち2つを決め、残りの1つを求める問題を作る 20分
平均を出す 好きな選手の記録や、1週間の最高気温の平均を出す 10分

小5の理科のネタ

ネタ やり方 時間
雲と天気 同じ時こくに空を見て、雲の量と形、天気を書く。3日続けるとくらべられる 10分
振り子の実験 ひもに消しゴムなどをつけて10往復の時間をはかり、ひもの長さを変えてくらべる 20分

※空を見るときは、太陽を直接見ないこと。振り子は、まわりに人やこわれるものがない場所で。

小5の社会のネタ

ネタ やり方 時間
食べ物の産地マップ 地図帳で米や魚など3つの産地を調べ、日本地図に書きこむ 20分
世界の大陸と海 世界地図をかき、6つの大陸と3つの大きな海の名前を書き入れる 20分

小5の外国語(英語)のネタ

ネタ やり方 時間
アルファベット練習 大文字と小文字を、4本線に1回ずつ書く 10分
英語で自己紹介 教科書の例文をまねて、名前と好きなものを英語で3文書く 20分

6年生のネタには、中学の勉強の土台になるものも入れました。

小6の自主学習ネタ

  • 6年生は、分数のかけ算・わり算、比、歴史、国の政治のしくみなど、小学校のまとめになる内容を学びます
  • 歴史は、人物やできごとを1つずつ1ページにできるので、ネタが切れにくい単元です
  • 最後の「中学につながるネタ」は、6年生で習う内容のうち、中学の勉強でもよく使うものです

小6の国語のネタ

ネタ やり方 時間
新聞記事の要約 気になる記事を1つ選び、3文にまとめて、自分の考えを1文書く 20分
同じ読み方の漢字 「暑い・熱い・厚い」のように読み方が同じ漢字を集め、使い分けを例文で書く 10分

小6の算数のネタ

ネタ やり方 時間
分数の問題づくり 「4分の3mのリボンを…」のような分数のかけ算・わり算の問題を作り、式と答えを書く 20分
比で分量を計算 料理の材料の割合を比で表し、量を変えたときの分量を計算する 20分

小6の理科のネタ

ネタ やり方 時間
脈はくをはかる 1分間の脈はくを、休んでいるときと、その場で足ぶみ30回をしたあとでくらべる 10分
てこを作る 定規を消しゴムの上にのせ、両はしにクリップをのせて、つり合う位置を調べる 20分

※足ぶみは、体調のよい日に。

小6の社会のネタ

ネタ やり方 時間
歴史人物カード 教科書に出てくる人物を1人選び、時代・したこと・自分の感想をまとめる 20分
三権のしくみ図 国会・内閣・裁判所の役わりを1行ずつ書き、関係を矢印で図にする 20分

小6の外国語(英語)のネタ

ネタ やり方 時間
行ってみたい国 教科書の例文をまねて、行きたい国とそこでしたいことを英語で書く 20分

小6の、中学につながるネタ

ネタ やり方 時間
文字を使った式 「1本x円のえんぴつを3本買う」のように、xを使った式を3つ作る 20分
英語の語順くらべ 教科書の英文を1つ書きうつし、日本語と言葉の順番がどうちがうかを矢印で書く 10分

中学生になってからの自主学習のネタは、この記事では扱っていません。

自分の学年の表に、ピンとくるネタがなかったら、教科ごとに横に見てみてください。

教科別の早見表——学年をまたいで探す

学年の見出しにあるネタを、教科ごとに並べ直しました。下の学年のネタは、上の学年でも使えます。上の学年のネタは、習ってから選びます。

教科 小1・小2 小3・小4 小5 小6
国語 カタカナあつめ/「 」と。をつけてうつす/ならった漢字で文づくり ことわざ・慣用句しらべ/国語辞典で言葉さがし/ローマ字で書く 敬語に言いかえる/古文・漢文の音読 新聞記事の要約/同じ読み方の漢字
算数 たして10になる組/時計の時こく/九九の段(小2)/長さをはかる(小2) わり算の問題づくり(小3)/重さをはかる(小3)/がい数で買い物(小4)/折れ線グラフ(小4) 割引を百分率で/速さの問題づくり/平均を出す 分数の問題づくり/比で分量を計算/文字を使った式
理科 (3年生から) こん虫の体(小3)/磁石につくもの(小3)/月の形(小4) 雲と天気/振り子の実験 脈はくをはかる/てこを作る
社会 (3年生から) 地図記号(小3)/都道府県の名前と位置(小4) 食べ物の産地マップ/世界の大陸と海 歴史人物カード/三権のしくみ図
生活・外国語 しょくぶつのかんさつ/お手つだい日記/きせつ見つけ — アルファベット練習/英語で自己紹介 行ってみたい国/英語の語順くらべ

どの学年でもできるネタ

ネタ やり方 時間
授業の「へえ」メモ 今日の授業でいちばん「へえ」と思ったことを、図と文でまとめる 20分
テストのまちがい直し まちがえた問題を写し、正しいとき方と、なぜまちがえたかを書く 20分
本のしょうかい 読んだ本の題名と、あらすじ3行、おすすめの理由を書く 20分
好きなもの図かん 好きな動物や乗り物を1つ選び、図かんで調べて特ちょうを3つ書く 20分
家の人にインタビュー 家の人の子どものころの遊びや学校のことを聞いて書く 20分
問題づくり 今日の授業の内容で問題を3つ作り、答えを次のページに書く 20分

時間がない日は、もっと短いネタでも1ページになります。

10分ですぐ終わる日のネタ

習い事のある日や、宿題が多い日のための、学年を問わない短いネタです。10分でも、4つの欄がそろえば1ページになります。

ネタ やり方 時間
漢字3つで言葉づくり 今週ならった漢字を3つ選び、それぞれを使った言葉を書く 10分
計算10問 教科書やドリルから10問選び、時間をはかってとく 10分
3行日記 今日あったこと・思ったこと・明日やりたいことを1行ずつ書く 10分
なかまのことば集め 「くだもの」「乗り物」など1つのなかまを決め、ことばを10こ書く 10分
習ったことばしりとり 教科書に出てきたことばだけで、しりとりを10こつなげる 10分
音読と3行うつし 教科書の好きなところを音読し、3行書きうつす 10分

どのネタを選んでも、最後に書く1行で、そのページが自分の勉強になるかどうかが変わります。

自主学習ノートの書き方——1ページを4つの欄で書く

冒頭で「ページのいちばん下に書く1行」と書いたのは、この4つ目の欄のことです。

  1. 日付と時こく:ノートの左上に、日付と、始めた時こく・終わった時こくを書く
  2. めあて:今日やることを1行で。「3つ調べる」「5問とく」のように、終わったか分かる形にする
  3. やったこと:ネタの中身。図や表、計算を入れてもいい
  4. ふり返り:最後の1〜2行。「分かったこと」「まだ分からないこと」「次にやりたいこと」のどれかを書く

自主学習ノート1ページの書き方の見本。左上に日付と時こく(10月15日(木)4:10〜4:30)、その下にめあて(チラシの「◯割引」を2つ、百分率に直してねだんを出す)、やったこと(1000円の3割引は700円、800円の2割引は640円になる計算)、最後にふり返り(分かったこと:3割引は、もとのねだんの7割をはらうのと同じ。まだ分からないこと:「20%増量」のときの計算)の4つの欄を示した図。例は5年生の割合のネタ

いちばん大事なのは、4つ目のふり返りです。やったことは本や教科書を見れば書けますが、ふり返りは自分にしか書けません。特に「まだ分からないこと」が書けたページは、次の授業で先生に聞くことや、次のネタまで決まっているページです。

この4つの欄は、学校の手引きや実践例を参考にしました。大阪府八尾市の美園小学校の手引きは、ノートの左上に日付と始めた時刻・終わった時刻を書き、最後に「ふり返り」を書く形を示しています。鳥取県の実践例(青谷中学校区)は、「日付」「めあて」「振り返り」を書かせています。書き方が学校で決まっているときは、そちらに合わせてください。

見開き・ルーレットについて:2ページを使う「見開き」は、左に調べたこと、右にまとめとふり返り、と分けて書きます。使う前に、学校のきまりを確かめましょう。ネットの「ネタのルーレット」で出たネタは、自分の学年の内容かを、この記事の表で確かめてから選びます。

よくある質問(FAQ)

教科書や本を写すだけの「丸写し」は、だめですか?

だめではありません。写すことは、字や言葉の練習になります。教科書の文を写す「視写」を手引きにのせている学校もあります。写すだけで終わらせないために、写したあとに「自分の言葉で1行まとめる」か「知らなかった言葉を1つ調べる」を足しましょう。

面白いネタを見つけるには、どうすればいいですか?

好きなものから始めると、面白くなりやすいです。好きな選手の記録で平均を出す(5年生)、好きな食べ物の産地を地図で調べる(5年生)のように、好きなものを教科につなげます。

毎日、何ページ書けばいいですか?

学校の指示が基準です。たとえば八尾市の美園小学校の手引きは、1日1ページをめやすにしています。ページの数より、4つの欄が毎回そろっているかを、自分で見てみましょう。

ネタは、親が決めてもいいですか?

最後の1つは、本人が選ぶのがおすすめです。親は、表から2〜3個の候補を見せるところまでにします。自分で選んだネタのほうが、ふり返りの1行を自分の言葉で書きやすくなります。

教科書以外の本や新聞を使ってもいいですか?

使ってかまいません。どの本の何ページか、何月何日の新聞かを書いておくと、あとで見直すときに便利です。

家庭教師の利用についての疑問は、よくある質問にまとめています。

まとめ|ネタは表から選び、最後の1行は自分の言葉で書く

  • ネタは「授業」「身の回り」「好きなもの」の3つの入口から探す。決められない日は、学年の表から選ぶ
  • 学年の表は、その学年で習う内容に合わせて作った。時間がない日は「10分」のネタを
  • 1ページは「日付と時こく」「めあて」「やったこと」「ふり返り」の4つの欄で書く
  • いちばん大事なのは、最後のふり返りの1行

書き終わったら、ふり返りの1行を、おうちの人に見せてみましょう。

保護者の方へ——ネタを出すより「選ばせる」、丸つけより「ふり返り」を読む

この記事でお子さんが自分でやることは、学年の表からネタを1つ選び、4つの欄で1ページ書くことです。

保護者の方にお願いしたいのは、ふり返りの欄を読むことです。ノートを見せてくれたら、丸つけや字の直しより先に最後の1行を読み、「まだ分からない」と書いてあれば、「どこから分からなくなった?」と1つだけ聞いてください。教えなくてかまいません。分からないところを自分の言葉で言えることが、自主学習でいちばん育てたい力です。

反対に控えたいのは、ネタを決めて渡すことです。親が決めたネタは、親の宿題になりがちです。候補を見せるのは2〜3個まで、選ぶのはお子さんに任せてください。

自主学習が学校から宿題として出ている場合、その時間は宿題に入ります。宿題とあわせて1週間にどれくらいの時間になっているかは、小学生の勉強時間(全国調査の小6の実態)の記録表で確かめられます。ネタを選ぶ前に、机に向かうところで止まっているなら、勉強しない小学生(始めるところで止まる場合)で、時刻と場所の決め方から見直してみてください。

ふり返りに同じ教科の「まだ分からない」が何週も続くのに、家で聞いても原因が見えない——そんなときは、外の大人の手を借りる方法もあります。

ふり返りに「まだ分からない」が続くなら、無料体験で相談してみませんか

全国家庭教師協会の小学生コースは、「勉強習慣づけ」をコースの1つ目に置いています。この時期に身につけたいのは、勉強量よりも、机に向かう習慣と、わからないところを自分で見つける力だと考えているからです。ふり返りの1行に書かれた「まだ分からない」は、その力の入口です。

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